1. ホーム
  2. 【法改正】計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫

【法改正】計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫

お役立ちコラム[相談]

2026/11/06

【法改正】計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは障がい福祉サービスを運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!

今回は
「【法改正】計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫」
について、詳しくご紹介します。

次期報酬改定に向けて、
厚生労働省の「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」にて、相談支援分野の議論がスタートしました。

この記事では、国から示された資料に基づき、
相談支援事業所が現在抱えている課題や現状のデータ、
そして今後の報酬・基準に向けた「8つの論点」を深掘りして解説します。

経営者や相談支援専門員の皆様にとって、今後の事業運営や体制づくり、
人材育成を見据える上で非常に重要な内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 相談支援 資料請求
  • 相談支援 HUG

計画相談支援・障害児相談支援の現状と課題

次期改定の議論の背景には、現在の相談支援事業所が抱える様々な実態があります。
資料から見えてくる現状は以下の通りです。

1.利用者や事業所数は増加の一途
計画相談支援・障害児相談支援ともに、費用額、利用者数、事業所数は毎年増加しています。
1事業所あたりの利用者数も年々増えており、需要の高さが伺えます。

 

2.深刻な人材不足と経営の厳しさ
相談支援業務に従事する人材の確保に課題を感じている事業所が多く、
人材の充足状況について「不足している(やや不足+とても不足)」と回答した割合は
計画相談支援で33.1%、障害児相談支援で36.3%に上ります。
また、令和6年度の経営状況をみると、計画相談・障害児相談ともに半数以上(54%〜55%)の事業所が「赤字」となっており、
特に所属人数の少ない小規模事業所ほど赤字の傾向が強いことが課題とされています。

 

3.「のぞまないセルフプラン」の存在
相談支援事業所の不足等により、やむを得ずセルフプラン(利用者や家族が作成する計画)で支給決定を受けているケースがあります。
全国平均のセルフプラン率は、計画相談支援で16.4%、障害児相談支援では30.9%となっており、解消に向けた体制確保が急務です。

【法改正】計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫

計画相談支援及び障害児相談支援に係る報酬・基準について≪論点等≫
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 こども家庭庁支援局障害児支援課 障害福祉報酬改定検討チーム 第68回(R8.11.5)

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001765970.pdf より弊社作成

次期報酬改定に向けた「8つの論点」

これらの現状を踏まえ、国は以下の8つの論点を提示しました。

〇計画相談支援・障害児相談支援の提供体制の強化について

〇モニタリングの充実及び機能の強化について

〇計画相談支援・障害児相談支援の中立性・公正性の確保について

〇指定特定相談支援・指定障害児相談支援の一体的運営の推進について

〇アセスメント記録提出の義務化について

〇幅広い相談支援ニーズへの対応について

〇災害時など多様な支援への対応について

〇相談支援専門員の実務経験要件等の見直しについて

ここからは、事業所運営に大きな影響を与える注目の論点をいくつかピックアップして深掘りします。

1. 提供体制の強化とモニタリングの充実(論点1・2)

事業所の安定運営と質の向上を図るため、
体制面やモニタリングのあり方が見直される方向です。

機能強化型の要件見直しと規模拡大の評価
3名以上の相談支援専門員を配置する「機能強化型」の算定要件に、
「他制度(ヤングケアラー、生活困窮者など)に関する知識等に関する事例検討会や研修等への参加」を加える案が示されています。
さらに、人材育成等が体系的に行われやすい「相談支援専門員を5人以上配置している事業所」
を更に評価(報酬への反映)することが検討されています。

 

柔軟なモニタリング期間の設定
自治体が一律の標準実施期間(例えば6ヶ月など)を設定してしまうケースがありますが、
本来は利用者の状況に応じて柔軟に設定すべきです。
これを改めて解釈通知等に明記し、適切な頻度での実施を徹底する方針です。

 

サービス提供時モニタリング加算の強化
権利擁護機能を強化するため、現行のサービス提供時モニタリング加算の要件に
「利用者本人の意向や個別支援計画の内容を踏まえた適切な支援内容となっているかを確認した上で、記録すること」を追加し、
評価を充実させる方向性が示されています。

2. 中立性の確保と一体的運営の推進(論点3・4)

サービスの公平性を保ち、ライフステージに応じた切れ目のない支援を提供するための議論です。

「特定事業所集中減算」の創設検討
特定のサービス提供事業者(自法人のサービスなど)ばかりを過度に勧奨する「囲い込み」を防ぐため、
介護保険制度を参考に、一定割合以上の集中が認められる場合に基本報酬を減算する仕組みが検討されています。

 

計画相談と障害児相談の両指定取得の原則化
児童期から成人期への移行期を切れ目なく支えるため、
指定特定相談支援事業と指定障害児相談支援事業の双方の指定を取得し、
一体的に運営することを指定基準において原則とする案が示されました。

3. 多様なニーズへの対応と人材確保(論点5・6・7・8)

幅広い利用者を支えるための専門性評価や、人材確保のハードルを下げる工夫も検討されています。

アセスメント記録提出の義務化
アセスメント結果が計画に適切に反映されているか市町村が確認できるよう、
サービス等利用計画案の提出時にアセスメント記録の提出も義務化する方向です。

 

専門職員配置等の新たな評価
社会福祉士や精神保健福祉士を一定割合以上配置している事業所を評価する
「専門職員配置体制加算」の創設や、現行のピアサポート体制加算の拡充が検討されています。

 

ケアラー支援とICT活用の推進
ヤングケアラーを含むケアラーの健康・生活状況の把握や関係機関へのつなぎを行った場合の新たな評価が検討されています。
また、災害時や豪雪時など移動が困難な場合には、補完的にオンラインでの面接を認める方向です。

 

実務経験要件等の緩和
人材不足解消のため、現在配置が進められている「相談支援員」から相談支援専門員へ移行する際の実務経験要件を「5年以上」から「2年以上」へ緩和する案や、
離職防止のために現任研修の受講要件に特例的取扱い(育休等による猶予など)を導入する案が示されています。

まとめ

次期報酬改定に向けて提示された8つの論点からは、

相談支援事業所に対して

「専門性の向上」「中立な立場でのマネジメント」「人材育成を含めた体制の強化」

が強く求められていることが分かります。

現状の小規模運営や人材不足による赤字傾向といった厳しい実態がある中で、

事業所としては、より質の高いアセスメントと記録業務を徹底し、

複数体制への移行や他機関との連携を今から意識していくことが重要です。

さいごに

弊社が提供している施設運営システム「HUG」は、
相談支援事業所の事業運営に必要なすべての業務をサポートします。

日々の記録をつけるだけで必要な書類を自動で作成し、事務作業における残業時間を削減。
相談支援専門員の皆様が支援に向き合う時間を確保します。

もちろん、3年に1度の報酬改定にも自動でアップデート!
相談支援事業所の新規開所や、アセスメント業務、請求業務などの事務負担にお悩みの方、
システムの導入をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

相談支援HUGの詳細はこちら

お電話でのご案内も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
052-990-0322
受付時間:9:00~18:00(土日休み)

  • HUG (ハグ) 放課後等デイサービス・児童発達支援向け施設運営システム資料請求
  • 就労成長支援 HUG

メールマガジンの登録

新着記事や放課後等デイサービスに関するお役立ち情報をお届けします!

メールマガジンの登録はこちら


アクセスランキング
カテゴリ
障がい福祉サービス向け最新ニュース

最新の記事
話題のキーワード




本件に関するお問い合わせ先:株式会社ネットアーツ TEL:052-990-0322 E-mail:hug-support@netartz.com
本記事の転載・無断複製を禁じます © Netarts Co., Ltd. All Rights Reserved.