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2025/09/18
放課後等デイサービス運営お役立ちコラム
人員配置基準とは、児童発達支援・放課後等デイサービスがサービス提供時間帯を通して、人員を常に確保して適切な支援を行うために必要な人員の配置を行うように定めた基準です。
管理者 | 原則当該事業所の管理業務に従事するもの(支障がなければ他の職務と兼務が可能) | ||
従業者 | 児童発達支援管理責任者 | 1人以上 | 常勤(専任) |
保育士または児童指導員または機能訓練指担当職員 | 2人以上 | 1人以上は常勤職員 半数以上が保育士または児童指導員であること(注1) |
(注1)その日に勤務している半数以上を保育士または児童指導員とした上で、機能訓練担当職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導担当職員など)を基準人員として配置します。
(※)主に重症心身障害児を受け入れる放課後等デイサービスでは、看護師の配置が必要です。
詳しくは、『重心型放課後等デイサービスについて』の記事をご覧ください。
(※)常勤については、『常勤と常勤換算の計算方法とは?』の記事をご覧ください。
上記は、利用人数が10人までの場合の例を用いて人員配置基準を解説しましたが、利用人数が11人以上になってしまった場合はどうなるのでしょうか?
サービス種類 | 利用人数 | 配置人数 | 保育士・児童指導員必要人数 |
---|---|---|---|
放課後等デイサービス 児童発達支援 |
~10人 | 2人以上 | 2人以上 |
11~15人 | 3人以上 | 2人以上 | |
16~20人 | 4人以上 | 2人以上 | |
21~25人 | 5人以上 | 3人以上 |
つまり、利用者が5人増えるごとに1人を加えた人員配置が必要になり、利用人数によって人員配置基準が変化します。
このため、従業員の出勤予定を作成する際は注意が必要です。
1割を超えて欠如 | 欠如した月の翌月から人員基準欠如が解消されるに至った期間が2ヶ月以内 | 所定単位数の70%を算定(30%の減算) |
欠如した月の翌月から人員基準欠如が解消されるに至った期間が3ヶ月以上 | 所定単位数の50%を算定(50%の減算) | |
1割の範囲内で欠如した場合 | 欠如した月の翌々月から人員基準欠如が解消されるに至った期間が2ヶ月以内 | 所定単位数の70%を算定(30%の減算) |
欠如した月の翌々月から人員基準欠如が解消されるに至った期間が3ヶ月以上 | 所定単位数の50%を算定(50%の減算) |
減算適用1月目から4月目 | 所定単位数の70%を算定(30%の減算) |
減算適用5月目以降 | 所定単位数の50%を算定(50%の減算) |
人員配置基準とは、
1. サービスの提供時間に必要な人員の配置基準
2. サービス提供時間内で人員配置基準を満たさない場合は、大きな減算の対象となる
3. 利用人数により人員配置基準は変化する
従業員の出勤予定を作成する際には、人員配置に注意しましょう。
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また、減算対象や基準を満たしていない場合は警告を表示。加算要件も自動でチェックするので取得可能な加算情報もひと目で分かります。
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