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2025/11/13
放課後等デイサービス事例インタビュー
東京都青梅市で児童発達支援・放課後等デイサービスを運営する株式会社モアスマイルプロジェクト様にお話を伺いました。
株式会社モアスマイルプロジェクト様は2015年に保育園や学童保育所を設立され、現在は児童発達支援・放課後等デイサービスを3施設の他にカフェも運営されています。
事業展開の経緯などを代表の空野様と管理者の藤田様からお話を聞くことができました。
インタビュアー(以下:イ)まずはお立場を含めた自己紹介をお願いします。
空野様:以降空野)株式会社モアスマイルプロジェクトの空野です。
株式会社モアスマイルプロジェクトは、今年で創立10周年の保育園、学童保育、療育とそしてカフェも運営しております。
藤田様:以降藤田)療育事業部の責任者の藤田と申します。今は放課後等デイサービス・児童発達支援『もりもりの森』の管理者と、放課後等デイサービス『森のにじ』の児童発達支援管理責任者と管理者を兼務しています。
イ)いろいろな事業をやっていらっしゃいますね。療育事業を始められた経緯を含めて事業についてご紹介ください。
空野)隣にいる藤田と一緒に二人三脚で始めた事業です。
最初は19名定員の0から2歳児の対象とした小規模保育園を青梅市に作り、同時に保育園に隣接した民設民営の学童保育所を作りました。続いて東久留米市に2店舗目の小規模保育園も作りました。
3園目の保育園を作った辺りから、集団の中で過ごしている子どもたちの中で困り感を感じている子どもたちを見るにつれ、療育をやりたいという想いが募っていきました。
そして学童に通う子どもたちが増えてきた中で、療育のための施設を作った次第です。
カフェは最後に作りました。「子ども食堂をやりたい」という想いからです。
学童保育をやっていて気が付いたのは、家庭環境によって例えばですが、皮を剥くひと手間や値段が高いことがあることでハードルが高いと感じて果物を全然食べていない子がいたり、レンジでチンして一人でご飯を食べているという子どもたちを見てきて、何かできることはないかと思っていました。
みんなと一緒に食べて「美味しいね」って隣で誰かに言える環境の中で、美味しい手作りご飯を食べて欲しいと思い、子ども食堂ありきで「むくむくの森」がある建物の2階にカフェを作りました。
イ)保育園や学童からスタートされたようですが、療育施設の開所に向けて大変だったことはありましたか?
藤田)私たちが立ち上げた当時、青梅市には児童発達支援施設というものがなく1施設目だったので、地域への認知というか、療育への理解を進めることが一番難しかったです。
市内の保育園、小学校に向けての支援として、そこに繋がりを作るところから始めたことと、あとは人材確保が大変でした。
イ)小学校や保育園との繋がりを作るために、どんな感じで進められていったのでしょうか?
藤田)児童発達支援は送迎サービスを行っていたので、保育園にお迎えに行く際に保育園の先生達や園長先生とお話をさせていただきました。
保育園でどんなところに困っているのかお話しを聞いて、お母さんも含めた子どもを中心に関係性を作り上げていきました。
保育園によっては「会議を一緒にしたい」と保育園側からお声掛けをいただいたり、逆にうちを見学をしたいと保育園側からお申し出いただいたりしたので、それを繰り返し行いながら、地道に先生達と関係を築いてきた感じですね。
イ)集客活動はされましたか?
藤田)青梅市は保護者同士の繋がりが深くて、集客しようと思っていなくても、どんどん口コミで広まっていった感じはあります。
あとは、相談員さんとの連携を大切にしています。相談員さんが勧めてくれたというお話を保護者さんからよく聞きます。
今はキャンセル待ちみたいな状態になっているので、集客というよりは、今いる子を大事に育んでいくことに力を入れている感じです。
イ)相談員様とは日々何らかのやり取りをされているのでしょうか?
藤田)日々状況が変わる子に関しては、こまめに連絡するようにしています。
また、青梅市にはあまり児童発達支援施設がないので、どんなことをやっているか分からなかったようで、よく見学に来られました。その際にはいろいろな情報交換をさせていただいています。
イ)それぞれの施設の特徴などを教えてください。
藤田)施設は現在3か所に増えたのですが、「もりもりの森」は特別支援学校に通う知的障がいの2、3度(注1)のお子さんをメインに受け入れさせていただいているので、療育内容は重度の子どもに向けた支援プログラムになります。
あとの2か所の放課後等デイサービスは地域で分けていて、送迎をなるべく短く済ませて療育時間を多く取れるようにしています。青梅市は横に広いので、町側と山側で施設を分けている感じです。
イ)保護者様から送迎の希望が最初から多かったのでしょうか?
空野)青梅市は、もう送迎ありきです。初めに作られた放課後等デイサービスに送迎があったこともありますし、都心部に比べてバスが30分に1本とか、隅々まで路線バスが走っていないこともあって送迎は必要なサービスになりますね。
イ)療育内容は、藤田様が考えられているのでしょうか?
藤田)プログラムは各事業所で考えるんですが、管理者間で共有をしていて、どこの事業所でどんな活動をやっているのかHUGの活動記録を見ながら、情報共有しています。
「もりもりの森」は、特別支援学校に通うお子さんの生活部分のサポートや、身体作りがメインになるので、割と課外に出掛けたりします。
室内では動きのある活動をまず入れて、その後に静の活動として制作活動やワークを取り入れた活動がメインになります。
あと2か所の放課後等デイサービスは、ソーシャルスキルや社会性といったところを重点においたプログラムです。各事業所の管理者と職員が一緒に考えながら、月ごとにプログラムを作っています。
(注1)知的障害の程度区分。1度から4度の区分があり、数字が小さいほど障がいの程度が重くなります。
イ)療育で気を付けていることはありますか?
藤田)高学年が多い施設では、学校から帰ってくる時間が遅くなり皆で外に行く時間が取れないので、室内のソーシャルスキルトレーニングや制作活動が多くなります。
個々のスキルもすごく高くなってきているので、制作活動は個々のレベルに合わせている感じです。
女子が多いこともありますが、編み物など売りものになるような素敵な手芸作品もあり、制作活動に力を入れています。
一方で低・中学年が多い施設では、グループで野球の練習をしてチーム戦をしたり、ルールゲーム遊びや課外活動に出掛けることが多いと思います。
イ)課外活動は、どんなことをするのでしょうか?
藤田)施設内には、いろいろな色の葉っぱや花とかをカードに貼って展示したり、木の実で作った装飾品を置いたりしています。
うちの会社が持っている山があるので、山の方に探検に行って「春探し」や「秋探し」と言って、花や木の実を探したり、遊びながら学びにつなげています。
山を活用した運動療育では、運動遊具を山に持っていってブランコやターザンロープ・丸太を使って身体作りをします。
あとは、園庭は小さいのですが、食育に繋げられるように野菜を育てたりしています。
イ)すごく楽しそうですね。保護者様からも感謝のお声とか届きますよね?
藤田)多分うちを選んで来てくださっている方は、そこが魅力の1つなのだと思います。自然保育を理解してもらった上で、利用していただいていると思います。
保育園もそうですが、「自然保育」というものを会社として提唱しているので、自然の中で、既成のものではないものから感じられる五感を通して、心身の成長に繋がっていきます。
ただし、リスクとしては怪我や擦り傷、虫刺されなど色々あるので、そこは事前に保護者さんに説明させていただいて、ご理解をいただいています。
転んだら多少はケガをするけど、これぐらいの力でやらないといけないんだとか、子どもたちには実際の体験から身体で学んで欲しいという想いがあるので、注意を払いながら課外活動をしています。
イ)個別の療育で気を付けていることなどはありますか?
藤田)「もりもりの森」には週4〜5日通うお子さんが多く、ほとんどが個別支援になるので、その日の担当職員を決めていることが多くなります。
情報共有をしながらですが、細かく生活の部分や作業の部分をボードに書いて、個々の状態を確認しながら療育にあたります。
イ)職員様同士の情報共有や関わりはどのように行われていますか?
藤田)職員同士は、その日の最後にミーティングでフィードバックします。児童発達支援も放課後等デイサービスもどの施設でも話し合いの時間を多く取っています。
その日に担当していた子に対してのフィードバックと次にどんな風にやっていくかというところをミーティングで情報共有しています。
空野)施設間では管理者会議は定期的にやっています。
社員やパートさん含めて全施設の職員が集まってとなると年に1回くらいの忘年会ですね(笑)
藤田)今年度から職員にお願いしたことがあります。それは「HUGの活動管理に、その日の活動を入力してください。」ということです。
「もりもりの森」で最初に始めたのですが、他の施設で何をやっているのかを参考に見てもらうためです。
私たちは全体を見ていたのでわかっていましたが、すごく良い活動を他の施設でも自主的にやりたいと思えるように、お互いの施設を見られるようにとHUGを利用することにしました。
良い活動ができるように施設同士が繋がったように感じて私もすごく助かっています。
イ)空野様や藤田様は職員様とどのように関わっていらっしゃいますか?
藤田)私はどこの施設にも行くので、ちょくちょく顔を出しながらコミュニケーションを取っています。
空野は療育にヘルプで入ることが多いので、職員とも密に関わっていますし、現場を知ってもらえていると思います。
空野)私は現場が好きで、「もりもりの森」には週2で入っています。本部からは「会社の仕事をしてくれ」と言われているんですけどね(笑)
イ)代表というお立場でどうしてそんなに現場に入られるのですか?
空野)私はこれまで発達障がいは特別なことではなく、ほんとに身近なことだというイメージがあったんですが、知的の重度の子には深く関わったことがありませんでした。
パニックになった時にどうすればいいのだろうと、純粋にこの子たちをもっと知りたいと思ったことがきっかけですね。そこからハマっちゃいました。
イ)重度の方が通う施設で特に気を付けなければならないところや注意する部分はどんなところですか。
空野)私自身が現場に素人で入ったこともあり、自分の対応でパニックを起こさせてしまったなどの失敗をしたことがあります。
これには自分がスキルアップするしかないんだと痛感して、周りの対応を見ながら必死で勉強しています。
小さい変化や対応一つですごく不安が大きくなってしまったりします。私の気持ちの持ち方で「今日駄目かも?」なんて思ってしまったら、本当に駄目になってしまうんですよ。
こちらのわずかな気持ちの変化にすごく敏感に読み取ってしまう子たちなので、自分自身をしっかりと安定させながら、スキルアップしていかなければなりません。
イ)人材確保も難しかったとのことですが、人材はどのようにして確保されたのでしょうか?
空野)うちは保育と学童と療育があるので、社内で毎年意向調査をします。
そうすると保育園で加配児童(注2)も見ているので、そこから興味が湧いて「療育の方に行ってみたい」と言ってくれた人が、今は児発管や管理者になってくれたりしています。
社内で人材が育ち、異動ができる環境にあるので、そこはすごく助かっています。あとは、もう求人係に頑張ってもらっている感じです。
イ)職員の方のスキルアップはどのように取り組まれていますか?
藤田)うちは保育園もやっていますが、保育に比べると療育は東京都から来る研修など少ないと感じています。
ですから、例えば「アンガーマネージメントを学びたい」「運動療育についてもっと知りたい」と思ったら社員・パートに関係なく自分達で探した研修に対して、会社から受講できるようにしています。
そして受講したら、その内容を現場に共有することでみんなのスキルアップになるような仕組みにしています。
また、「このケースに対してどういう風に考えるか」と園内研修で考えたり、今年度からはOT(作業療法士)が入りましたので、専門的な目から見た支援の方法というところも研修に取り入れています。
新卒や療育未経験の職員もおりますので、働きながら学び、スキルアップしていけるように取り組んでいます。
イ)会社からスキルアップをバックアップされているのですね。採用時に「未経験でも大丈夫」と募集されているのでしょうか?
空野)はい。うちの療育部門は本当に未経験が多いんですよ。ですが「療育をやりたい」という強い想いのある人しか採っていません。
藤田がすごく考えてくれていて、うちの会社の療育は得意なことを引き上げながら、苦手なところは楽しみながら少しずつ挑戦していく療育をしていて、子どもたちに愛を持って療育をすることを大切にしています。
椅子に座れない子に対して無理に座らせて何かをやらせる訓練的な考えはありません。未経験でもいいから「療育がやりたい」という気持ちと子どもに対する愛が私は大事だと思っています。
藤田)うちには音楽療法という一つの特徴があります。
音楽療法士の先生は、元々は保育士で、うちにパートの保育士として入ったのですが、音楽療法をここでやりたいという想いがあり、研修を受けて頂いて資格も取得し、学会にも参加して音楽療法の活動を始めました。
今では両方の施設に入っていただいて音楽療法の活動をしてもらっています。
そうやって、やりたい想いを持って来てくれた人に対してバックアップしているので、やりがいに結びついているし、療育としても質が上がっていると思います。
イ)音楽療法は具体的にどんなことを行うのでしょうか?
藤田)アセスメントをして、子どもたち個々に合わせたプログラムを考え、音楽を通して言葉や体の動きや力加減の調整などの発達を促していく活動です。
子どもたちはただ、楽しんで音楽を感じて体を動かすのですが、こちらの狙いとしては発音が入っていたり(言語)、言葉で動作を止めたり(指示理解)、お友達と関わるなど(コミュニケーション)の狙いを入れてプログラムを作ります。
イ)お子さま自身が楽しみながら療育を受けられるのはいいですね。
(注2)保育園や幼稚園において、障がいや発達の遅れがある子どもや集団生活での困りがある子どもに対して通常の職員数に加えて保育士や先生を追加で配置し、生活面や集団参加をサポートする制度。
イ)日々の活動をご理解いただくために、保護者様とどのように関わりを持たれていますか?
藤田)そこはとても大事に考えていて、HUGのコメント欄を児童発達支援管理責任者と保護者さんで個別に活用しています。
また、送迎の際はなるべく管理者も同乗して、悩んでるお母さんと少しでも時間を取ってお話をしています。
電話もですが、なるべくタイムリーに対応するように、今困っていることを察知して、こちらからも声を掛けさせていただきます。
空野)HUGの連絡帳には毎日写真4枚とコメントを書きますが、子どものキラっとした瞬間やできたことを書くようにしています。
保護者さんは保育園や学校から、子どものできていないことばかりを言われていることが多いんです。
ですから、小さいことでもこの施設に入ってからできるようになったこと、例えば「”おはよう”って言えました」など小さなことでも、新しいことができた喜びを一緒に分かち合えるように連絡帳を書いています。
イ)保護者への伝え方も職員様へ指導していらっしゃるのでしょうか?
藤田)そうですね。連絡帳は「今日は何をしました。」のような内容になりがちになると思いますが、そこはあまり重要視していません。
私たちの中では「出来るようになったこと」や「笑顔が出てきた部分」みたいなところを細かく伝えることを大事にしているので、そこを共通認識として管理者から全員に伝えてもらっています。
イ)日々の関わりが保護者様の安心や満足度に繋がっているんですね。
イ)HUGはどのような経緯でご導入いただけたのでしょうか?
空野)本当に最初は何も分からなくて、保育園や学童はやっていましたが、請求のシステムは全く違うし、そもそも考え方が全く違うものでした。
本当に分からないから「これは何かシステムを導入するしかないんじゃないか」と調べていく中で療育に特化したシステムがあるらしいぞとHUGに行きついて、すぐに連絡した感じです。
もう藁にもすがる気持ちでした。
頭が保育園や学童の世界だったので、障がい福祉サービス系が本当に分からなくて、HUGさんがいなかったら開所するのが無理だったくらいです。
藤田)ほとんどの機能を使わせていただいていますが、やっぱり請求の部分はすごく助かっていて、電話のサポートがあるっていうのは本当に助かっています。
もう困ったらHUGさんに電話って感じで、頻繁に電話させていただいているので、すごく心強くて頼りにしています。
あとは写真付きのコメントが書ける連絡帳は、保護者さんから評判が良いです。
療育は専門用語が多いので、簡単に説明しようとすると長い文章になってしまうので、そこに写真を付けて、それについて説明をすることができるので、すごく分かりやすく伝わると実感しています。
イ)請求のところで特に便利だと実感したところはどこですか?
藤田)兄弟の上限額管理は便利だと思いますね。独特な考え方なので、多分HUGが無かったらできないかなって感じます。
HUGはいろいろなものが連動しているので、例えば加算項目とかに対して連動してくれるのですごく安心して使えています。
イ)連絡帳や活動管理もご利用いただいていますが、その他で活用されている機能はありますか?
空野)私は日報を見ます。次の日に私がヘルプに入るけど、前日何やってたんだろうとか、あの日大変だった子は次の日どうなったんだろうなど、確認に利用します。
日報には活動に関してのフィードバックが全て書いてあるので、30分以上のミーティング内容も全部書いてあり、その日いなくても知りたい情報が見られるので、すごく活用していますね。
現場には週2しか入っていないけれど、すぐにその施設に心を寄せられると思いますし、他の施設は何をやっているんだろうと、他の施設の頑張りを見れるのはいいと思います。
管理者にはすごくいい機能だと思いますね。
イ)最後に、今後の事業について、ビジョンや展望についてお聞かせください。
空野)私個人としては、「もりもりの森」の子が大きくなった時の居場所が必要だと思っていて、せっかく山も買ったことですし、そこに就労継続支援B型が出来たらと思っています。
単なる就労継続支援B型とかじゃなく、そこにはカフェを作って、いろいろな仕事を用意して、楽しいと感じる仕事をマッチングさせることができたらいいなと思っています。
子どもたちにはそれぞれ天才的な才能があります。間伐材で切った木からコースターを作ったら、それをただただ磨き上げるのが天才的な子や、コーヒーを焙煎する豆を選別することも普通の人だと飽きちゃうことでも、豆を選別することに特化した子もいると思うんです。
「むくむくの森」の上にはカフェがあり、そこで子ども食堂もやっています。
子ども食堂はオープン型とクローズ型というのがあって、クローズ型は登録した子だけが利用できて、オープン型は誰でも来ていいというものです。
私の考えとしては、必要としているのに情報収集能力がなくて来ることできない子どもや、恥ずかしくて来れない子がお友達に紛れて気軽に来ることが必要だと思っていたので、オープン型を選びました。
最初は少なくて10人ぐらいから始まりました。おかげさまで20人定員のところ、今年度は定員を25に増やしてやっています。
今の子は外で遊ばないで、おうちの通信で繋がっちゃうから夏は減っちゃうんですけど、そんな中で本当に必要としている子が中には紛れていました。
父子家庭で毎日冷凍食品を食べている子が「冷凍食品って毎日同じ味を食べるってことなんだよ」という子がいたので、子ども食堂をやって本当に良かったと思いました。
イ)カフェに来るお子様の中に、障がいのあるお子様もいらっしゃいますか?
空野)子ども食堂をやっているカフェには、「むくむくの森」が終わってから来てくれたりします。
カフェの壁を登る「むくむくの森」の子がいて、それを見ている他の子は、こういう子もいるんだなと分かってもらえます。
一方で付き添いで一緒にきた方にも、こういう子もいるんだと知ってもらうことができる大切な機会になります。私はいろいろな方や子どもたちが集まってきてくれたらいいなと思っています。
児童発達支援のお母様がお迎えの待ち時間にカフェを利用してくれることがあります。その時に他の児童のお母さんも一緒に来店してくれたことがあったんですね。
大変な子育てをしてるお母さん同士の「そうだよね」って思ったことを分かち合える、そんな何気ない日常の保護者さんたちの居場所になれたら嬉しいです。
私は食べるもので、心と身体が育まれると思っています。
食べた後に心が満たされ、心を動かされるホッとできるものを提供したいと思っているので、安心安全な材料で美味しいものを提供したいと、リニューアルしてカフェも盛り上げたいと頑張っている最中です。
ゆくゆくは山の方にもカフェを作って、「もりもりの森」の子たちと一緒にゆっくりコーヒーを入れたいですね。
イ)素敵ですね。本日は貴重なお話しとお時間をいただきまして、本当にありがとうございました。
弊社が提供している「HUG」は放課後等デイサービス運営会社が開発したソフトウェアです。
請求業務はもちろん、個別支援計画やサービス提供記録の作成から管理も簡単に行えます。
実際にHUGをご利用いただいている放課後等デイサービス事業者様の感想をご紹介していますので、請求ソフトや管理システムの導入を検討されている方はご参考くださいませ。
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