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保護者が口コミをしたくなるような連絡帳の書き方をしていますか?

2024/01/09

行政書士小澤先生の放デイコラム

保護者が口コミをしたくなるような連絡帳の書き方をしていますか?

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!


今回は放デイラボのYouTubeチャンネルの中で『【営業】保護者が口コミをしたくなるような連絡帳の書き方をしていますか?』として、介護業界を支える行政書士 小澤信朗先生にわかりやすく解説いただきましたので、その内容をご紹介します。

  • 放デイの連絡帳作成を簡単便利に!放課後等デイサービス専用システムHUGは連絡帳アプリ機能はもちろん、施設運営機能と連携し簡単便利、手間やミスを大幅に削減します。
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サービス提供記録とは

放課後等デイサービスや児童発達支援において、毎日の欠かせない業務にサービス提供記録いわゆる連絡帳の記載があります。

養育を行いながら、その様子を利用児童分すべて記載していくことは大変な労力と言えるでしょう。
また、頑張って連絡帳を書いても保護者様に読んでいただけているのか?など思う気持ちが拭い切れずに書く気が起こらない…ときもあるのではないでしょうか。

そんなサービス提供記録(連絡帳)の記載ですが、実地指導対策だけでなく、実は営業活動にもつながっている大事なツールであることをお伝えします。

サービス提供記録(連絡帳)
保護者の確認が必要な書類であり、実地指導の観点からも「書かなければならない書類」


実地指導上、書く必要があり、保護者の確認が必要な書類だからこそ工夫することによって営業ツールとしても使用することが可能な書類です。

連絡帳の対応事項

連絡帳に記載するポイントは次の3つです。

・利用児童の課題に対しての成長具合を記載する
・保護者の子育ての中での悩みに共感であったり、ヒアリングする姿勢をもったことを記載する
・学校の先生に伝えてもらえると助かることを記載する

 


それでは具体的に説明します。

利用児童の課題に対しての成長具合を記載する

利用児童の成長具合は、利用児童が以前に比べてできたことやチャレンジしたことに対して気づきを記載します。

課題に対しての成長具合を記載
 実際に利用児童を観察し続けていなければできないことです。
 モニタリング時に参考になるような記載を心掛けてください。

 

利用児童を観察していることを記載
 保護者からすれば、”自分の子どもを気にかけてくれている”というイメージを持ってもらうような記載が重要です。


観察しているからこそできる記載は、安心感や信頼感を保護者から得ることができます。また、プラス面を書いていくことが大事です。

保護者の子育ての中での悩みに共感であったり、ヒアリングする姿勢をもったことを記載

個別支援計画書作成時以外でも保護者と面談を行えば、事業所内相談支援加算(注1)など加算の取得が可能です。

保護者の子育ての大変さに共感を
 ・ねぎらいの言葉かけの記載
 ・利用児童の様子を知らせてくれたことなど細かいことへのお礼の記載
 ・保護者からのレスポンスは当然ではない、という姿勢で記載

 

保護者の子育ての悩み
 意外と抱え込みやすいケースです。 「悩み相談の受付はいつでも可能」と記載しておくことで、事業所への相談のハードルを下げておきましょう。


(注1)事業所内相談支援加算についてはこちらの記事もご覧ください。

学校の先生に伝えてもらえると助かることを記載する

放課後等デイサービスは、学校との連携が必要です。学校の指導計画や実際に習っていることなどを保護者の協力のもと、共有できれば共有しましょう。

放課後等デイサービスからも学校の先生に対して報告したいことや見学などのお願い
 保護者経由のほうが「保護者からのお願いや報告」になるので学校の先生に聞き入れてもらいやすくなります。 

 

学校の先生の放課後等デイサービスへの対応
 知ってもらった方が好意的に受け止めてくれやすくなります。 
(先生自身への批判や仕事の邪魔などしなければ、好意的に受け止めてくれやすく、よく聞く名前のほうが知ってもらいやすい)

 

関係機関連携加算(注2)につながりやすいような関係性を築いておきましょう。

(注2)関係機関連携加算とは、障害児が通う学校や、就職の際の企業等に対して連絡調整等を行った場合に算定できる加算です。
 

まとめ

一生懸命書くことが大変であるからこそ、書き方の工夫(フォーマット)が必要です。
保護者が「読みたくなるようなこと」を記載することが大事になります。

少しの工夫や気遣いをおこなうだけでも保護者が外部へ宣伝してくれる可能性も!
まずは保護者が安心・納得してもらえるような連絡帳作成をしていきましょう。

さいごに

放課後等デイサービスの事業を続けていくためには、専用ソフトの活用も極めて有効な手段の一つです。
弊社が提供する「HUG」では、放課後等デイサービスを運営している事業者様の為に成長療育支援システムを開発しています。

パソコンだけでなくスマートフォン・タブレットからも記録ができ、
1人ひとりの個別支援計画内容に沿って振り返りながら記録ができるので、保護者に成長を伝えやすくなります。

ボタン操作中心の簡単記録でPC・タブレット操作が不安な職員でも心配ありません。
また、記録だけでなく・お子様の施設での様子・表情をお伝えすることで安心感を提供できます。

放課後等デイサービス・児童発達支援に特化したシステムを活用し、安心・安定した運営を目指しませんか?

HUGのサービス提供記録機能について 詳しくはこちら

お電話でもご案内も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
052-265-8915
受付時間:9:00~18:00(土日休み)

小澤信朗先生のご紹介

利用者負担上限額管理をする必要が初めて出てきた場合の対応

1977年東京生まれ。東京都中野区で活動する行政書士。
山形大学人文学部4年の時に、知的障害児のための学童保育でボランティアを始めたことをきっかけに、 障害福祉サービスに関するサポート業務をおこなうことが自分のライフワークとなる。

山形大学人文学部を卒業後、介護保険対応総合システムのサポートを経て、 2010年9月に行政書士として独立。
放課後等デイサービスは、東京都の他、青森県や岩手県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、神奈川県、静岡県、愛知県、長野県、三重県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、沖縄県などからも依頼をうけ、開設や運営のコンサルティングや申請代理業務を手掛けている。また開業後、リコージャパン株式会社、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会、パナソニックエイジフリーケアセンター香里園、NDソフトウェア株式会社、新興サービス株式会社、多摩信用金庫、株式会社細田工務店、株式会社エス・エム・エス、株式会社いきいきらいふ、連合福井、杉並区地域包括支援センターケア24西荻、府中市地域包括支援センター安立園など上場企業や地域包括支援センター主催のセミナーで講師として活動するなど幅広い活動をおこなっている行政書士である。

  >放デイ・ラボのYouTubeチャンネルはこちら

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