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広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?

2023/08/16

放課後等デイサービス運営お役立ちコラム

広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!

今回は児童発達支援・放課後デイサービスに向けた発達性協調運動障害トレーニングトレキング」を開発・運営している株式会社サムシンググット様より、『広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?』と題し、「発達性協調運動障害 (DCD) 」について詳しく解説いただきました。

また、8月22日(火)に『少人数で実現可能「トレキング」ではじめる運動療育』と題して、運動療育ツール「トレキング」のご紹介ウェブセミナーを開催致します。

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運動療育をご検討中の事業所様や他施設との差別化をご検討中の事業所様。まずはこちらの記事をご覧ください。

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立ったままで、ズボンや靴を脱いだり履いたりできない……

発達性協調運動障害 (DCD) 」という言葉を聞いたことはあっても、詳しく知らない方も多いと思われます。
「運動」という言葉がつくので、スポーツが苦手であったり不器用であることと混同されがちですが、DCDは、「生活や学習に支障がある体の動かし方」がうまくコントロールできない症状を指します。

例えば、靴を履くときやズボンを履くときに立ったまま履けない。これは、片脚立ちが上手にできないことに繋がります。
足の筋肉が弱いわけではなく、靴がある場所と足を下ろす場所の目測が上手く出来ないため、靴が履けなかったりするのです。

自閉症・ADHDの約半数が抱えるDCD

発達性協調運動障害 (DCD) は、日本では5才〜11才の児童の5〜6%、自閉症・ADHDに限れば約半数が抱えると言われています。
しかし、
「単なる不器用だから、スポーツを根性でやらせていれば治るはず」
「必死になってやらせていればいつか治る」
といったような ”誤った認識” などで、正しいトレーニングが認知されていないのが現状です。

【よく見受けられる症状・事例】
DCDの症状として代表的なものとして以下のようなものがあります。

  • ● 座ることはできる → 姿勢を保てない
  • ● 書くことはできる → 徐々に字が乱れる
  • ● ジャンプはできる → 縄跳びは苦手
  • ● バランスをとるのが苦手 → スキップができない
  • ● 片脚立ちが苦手 → 立ったままスボンがはけない

広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?

【従来運動療育のボトルネック】
自閉症、ADHDなどの約半数が抱えている発達性協調運動障害 (DCD) ですから、療育に取り組んで欲しいという保護者の方は多くいらっしゃいます。
しかし、トレーニングを受けさせたくてもDCDに対する正しい知識を持ったスタッフや、運動をさせるための場所の確保が大きなボトルネックでした。

正しい知識を持たずにトレーニングをさせてしまうと、同じ動きばかりで飽きてしまったり、できない運動での失敗体験による自己有能感の低下など、不全感により諦めてしまうきっかけになることも少なくありません。

専門家がいなくてもできる運動療育

施設において運動療育を実施するための課題として、適切な療育を行うためには理学療法士や運動トレーナー経験などの専門的なスキルを持った職員が必要とされることが上げられます。

トレキングは、発達障害の権威である平岩先生と笹田先生の監修により
「どのような動きをしたら、どのように向上するか?」
といったテーマを踏まえて開発をしているため、児童の動きを捉え点数化することにより、誰が行っても再現性のある療育を提供することが可能となります。

8畳のスペースで実施可能

トレキングは、発達障害の権威である平岩先生と笹田先生の監修により
「どのような動きをしたら、どのように向上するか?」といったテーマを踏まえて開発されています。

従来の療育におけるもうひとつの課題に「広いスペースが必要」というものがありました。

そこで、トレキングではモーションセンサーカメラ  (注1)  を使うことで、8畳という限られたスペースで効果的な運動療育を行うためのゲーム形式のプログラムを多数開発しました。

片足立ち、体の捻り:キックディフェンス
座位保持:1・2・3タッチ
サイドステップ:ジャンプショットキャノン、サイドステップシューティング
四肢協調運動:アニマルステップ
ゆっくりとした動き:バブルジャグリング

(注1) モーションセンサーカメラ(Microsoft Azure Kinect)で児童の体の動きをリアルタイム検知。

「結果が出るから喜ばれる」「楽しいからリピートも増える」コマ数の増加が期待出来ます。

広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?

子どもたちが嫌がったり、飽きてしまっては意味がありません。
トレーニングをゲーム式にし、遊び感覚で体を動かし自然とDCDに効果があることを目標にしています。

トレキングを運動療育として取り入れて、例えば水曜日と土曜日を終日「運動療育デー」とします。
これまでの通所 +「運動療育デー」の通所を追加する提案ができ、10名40コマのコマ数増加が期待できるのではないでしょうか。

広い場所が無くても運動療育を実施する方法。保護者が求める「不器用を治したい」思いに応えるには?

まとめ

本記事では発達性協調運動障害 (DCD) と運動療法について解説していきました。

発達性協調運動障害 (DCD) の療育は、ニーズが高く差別化にもつながるソリューションです。このようなニーズに対応し、差別化を図った放課後等デイサービスの運営がこれから求められてくると思います。

さいごに

8月22日(火)に『少人数で実現可能「トレキング」ではじめる運動療育』と題して、運動療育ツール「トレキング」のご紹介ウェブセミナーを開催致します。

他施設との差別化や運動療育を始めてみたいけれど、どんなトレーニングが良いのか?そもそも「発達性協調運動障害」の課題とは?など

発達障害の第一人者医学博士 平岩幹男先生と運動療育支援システムを開発する株式会社サムシンググッド様からビデオセミナーで詳しく解説していただきます。

詳細・お申込みはこちらからご確認ください!

■ 日時:2023.8.22(火) 10:30~12:00
■ 定員:100名
■ 参加料金:無料
■ 会 場:オンライン会議システムZoomを使用します
    入室方法については、お申し込み後メールでお知らせいたします

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※ 内容・時間については変更の可能性がございます。予めご了承ください。
※ 申込者多数の場合は受付順で人数を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。

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