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2023/07/06
放課後等デイサービス運営お役立ちコラム
みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!
放課後等デイサービスや児童発達支援を新規開所するにあたり、開業後の関係機関への挨拶周りは欠かせません。
そこで今回は営業目線から、新規開業時の関連機関への挨拶の重要性とその方法についてご紹介します。
放課後等デイサービス・児童発達支援施設の経営は、福祉であっても事業です。営業活動をしなければ集客はありません。
新規開所直後は、すぐに利用児童は集まりません。開所前から営業活動を行い、保護者の方へ認知や口コミで事業所の良さを広める必要があります。
では、どうしたら認知してもらえるのでしょうか?また、口コミをいただけるのでしょうか?
集客のための宣伝・広告はもちろんですが、関連機関への挨拶は、今後の協力や連携をスムーズなものにしていくための必要な行動です。
まず集客のポイントを確認してから、挨拶先とその方法について説明します。
事業所の存在をまず知ってもらわなければないのは、上記にあるように連携先である自治体の関連機関(福祉課など)や相談支援事業所や学校になります。
関連機関
自治体の関連機関の担当部署は、「障害福祉課」「障害施策推進課」「障害者支援係」などが該当します。
集客には直接は結びつきませんが、一度は管理者が挨拶へ行くと良いでしょう。
相談支援事業所
最初に利用計画を作成する事業所です。保護者からの相談と利用児童のアセスメントを行います。
保護者の希望する事業所がない場合や事業所の紹介を希望した際に事業所を紹介して貰えることがあります。
また、個別支援計画の作成や通所前の児童の情報を共有する必要があるため、児童を支援するうえで連携するとても重要な機関です。
児童発達支援センター
児童発達支援センターにも挨拶するとよいでしょう。
児童発達支援を開所する場合は競合にもなりますが、地域の障がい児やその家族への相談、障がい児を預かる施設への援助・助言を合わせて行う地域の中核的な療育支援施設です。
学校・保育園・幼稚園
学校や保育園、幼稚園、近隣に特別支援学校がある場合、挨拶に行きましょう。
児童の送迎や今後の連携をスムーズに進めるためにも必要ではないでしょうか。
また、学校や保育園、幼稚園との連携は、関係機関連携加算Iの取得につながり、保育所等訪問支援サービスへの参入につながる行動になります。
挨拶の範囲
まずは事業所に地理的に近い関連機関と相談支援事業所に挨拶をします。
事業所に近いとは、見込む利用児童の自宅にも近いと言えます。よほど専門的なサービス提供でない限り、保護者は比較的自宅に近い事業所を選びます。
また関連機関も管轄下の相談支援事業所に相談支援を依頼することから、利用児童を支援するうえで事業所が近いことは相談支援専門員としても何かと便利です。
近隣の学校や保育園や幼稚園にも、新しい事業所が開業したことを知らせる挨拶をするとよいでしょう。
挨拶のタイミング
電話で事前にアポを取り、「○○町〇丁目に今度オープンした放課後等デイサービスです。」と事業所名を名乗り、挨拶しましょう。
児童を通して長いお付き合いになるので、ルーズな印象を持たれないように、精いっぱい事業所の長所をアピールしましょう。
また、その時に持参や用意したいものは次の通りです。
名刺
ビジネスマナーとして名乗るときに名刺は必要です。また覚えてもらうためにも持参しましょう。
名刺は事業所の顔ですから、なるべく専門業者に作ってもらうことをお勧めします。
名刺には事業所名だけよりも、会社名も記載する方が信用できます。
またGmailやYahooメールなどの無料で使えるメールアドレスは信頼感に欠けるので、できれば自社ドメイン (注1) でメールアドレスを取得することをお勧めします。
(注1) 自社ドメインとは「https://****.co.jp/」のようなその会社独自のURL。インターネット上の住所のようなものです。その中でも個人や会社などが独自に登録しているドメイン名のことを独自ドメイン名と呼びます。
パンフレットやチラシ
三つ折り(A4)パンフレットなどを持参すると効果的です。
新聞などに折込チラシを入れる場合は、そのチラシでもいいので持参すると良いでしょう。
【WEBサイトについて】
認知のためにInstagramやTwitterなどのSNSを活用して集客をする事業所も増えています。WEBサイト(ホームページ)は、必ずしも作らなければならないものではありませんが、検索サイトで「事業所名 + 地域」で検索したときに何らかの形で表示されるツールは必要です。
例えば「放課後等デイサービス○○ ○○市○○区」と検索したときに表示されたら信頼も湧くのではないでしょうか。
名刺や折込チラシにWEBサイトなど、存在や活動内容を知ることができるツールをQRコードで読み取れるようにしておくと、すぐに確認ができます。
このように名刺やチラシに記載できるよう、事前に用意しておくとよいでしょう。
連携時に必要な書類のサンプル
例えば個別支援計画書の記載例などです。
サンプルを見ることで、どのような個別支援計画を作成できるのか、相手に伝わりやすくなり、事業所のこだわりがわかりやすくなります。
関係機関先により持参する書類も異なるので、詳しく紹介します。
連携を前提とした関係機関には、次の書類を持参しましょう
・個別支援計画書のサンプル
・社内勉強会の案内&開催報告
・対外的な紙の通信
個別支援計画書のサンプル
サンプルを見ることで、どのような個別支援計画を作成できるのか、相手に伝わりやすくなり、事業所のこだわりがわかりやすくなります。サンプルは2つくらい持参しましょう。
社内勉強会の案内&開催報告
社内勉強会であっても、社外の方も参加を促す案内や開催報告を作成し、事業所へ足を運んでもらいましょう。これにより常に研修していることがアピールできます。
対外的な紙の通信
紙の「通信」や「お便り」などの事業所の情報発信媒体を持参します。
その中には社内勉強会で得られた学びも含めます。
関係機関により追加したい書類は次のとおりです。
【学校や保育園、幼稚園】
特に特別支援学校・特別支援学級には、個別支援計画書に加え、学校が作成した計画書と連動していることを前提とした個別支援計画書を作成する予定であるという案内
【相談支援事業所】
個別支援計画書だけでなく、アセスメント、モニタリング、毎月の実績報告書などの放課後等デイサービスが使用する書類のサンプル
名刺やチラシ、そして書類を持参し、ホームページもあったとして、挨拶では何を話ますか?
挨拶時にしっかりと自事業所をアピールできるようにポイントをまとめておきましょう。
事業は、最初は小規模で地域密着のはずです。他事業所と差別化できるポイントが必要です。
一番得意なサービスに焦点を絞り、事業を定義づけておきましょう。
「どのような想いでサービスを始めるのか。」 などの創業するきっかけや想い
「どのようなサービスを提供するのか。」 などの事業の強みや特徴。
事業のアピールポイントをまとめ、その想いをきちんと話せるように練習しておくことで、相手の心に想いを届けやすくなります。
またこれらの想いは、パンフレットなどにも記載しておくことをおススメします。
挨拶と言っても、実はこのときから営業活動は始まっています。
手ぶらで挨拶をするのではなく、事業所をアピールする機会と心得て、準備して挨拶に行きましょう。
相談支援専門員と長期的な関係性を築くためには、相談支援専門員の信頼を獲得するしかありません。連携を見越した書類のサンプルも持参しましょう。
そして、信頼関係を維持するために良いサービス提供を心掛けて行きましょう。
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