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2022/12/28
放課後等デイサービス事業所様向けセミナー
みなさんこんにちは!
株式会社ネットアーツでは放課後等デイサービスの事業者様向けにオンラインセミナーを開催しております。
先日の2022.12.12(月)に『ミスや事故を起こさないための、送迎管理研修』と題したセミナーを弊社にて開催しました。
講師は教員として指導経験があり、現在は実際に放課後等デイサービスの支援にも携わっている学校心理士・ガイダンスカウンセラーの山内康彦先生です。
今回、このセミナーを緊急開催した背景には、令和4年10月13日に厚生労働省社会・援護局障害福祉保健部障害福祉課より、バス送迎に当たっての安全管理の徹底に関する緊急対策『こどものバス送迎・安全徹底プラン』が取りまとめられたことにあります。
このプランを受け、各自治体より改めて子どもの安全管理の徹底を求められている事業所も多く、お忙しい中たくさんの方がセミナーにご参加くださいました。
その中でご質問を頂いた内容について、このはぐめいとよりご回答させていただきます。
ご参加できなかった方も、ぜひご覧ください。
山内 康彦様 障がい児成長支援協会 協会長・中部学院大学非常勤講師
岐阜県の教員を20年務めた後、教育委員会で教育課長補佐となり、就学指導委員会と放課後子ども教室等を担当。その後、 岐阜大学大学院で学び、小中高・特別支援学校の専門職修士となる。
著書には「体育指導用教科書(学研)」等、多数あり。
その他にも、職員研修、管理者様としての対応マニュアル作成にもご活用できる内容をお話いただきました。
セミナーにご参加頂きましたお客様から、感想やご意見、喜びの声が多数寄せられています。その一部を抜粋してご紹介します。
■ 管理者(H様)
三角停止表示板を購入したいなと思いました。また、ヒヤリハットをもっと意識して書いていけるよう職員意識を変えていきたいと感じました。
■ 児童指導員(K様)
送迎管理のマニュアルは以前から独自のものを作成・使用していましたが、参考資料をいただきましたので、見直しをしていきたいと思います。
■ 管理者(W様)
セミナーを受けただけで終わらせない事が必須。
■ 保育士(H様)
一つ一つのやりすぎているくらいの確認や、対策、情報共有が子どもの命に直結している事を肝に銘じて、更なる安心安全な環境づくりや療育を行っていけるよう日々邁進していこうと思いました。
たくさんの感想・ご意見ありがとうございました!
ご質問ごとに回答させていただきます。
Q1:送迎時に子供のランドセル等の荷物はどこに置くのが望ましいのでしょうか?
後ろのトランクは、職員の目が子供から離れる事になり危ないと感じています。
回答:
トランクに行っている間に目が離れることが心配であれば、膝の上にのせるか足元に置くことがいいですね。
Q2:保護者不在での自宅送りをしている児童に対して、保護者より口頭で許可をいただいているのですが、別途で契約書を作成し、サインしてもらったほうがよろしいでしょうか?
回答:
契約してサインだろうが念書があろうが、不備や事故が起こった場合は事業所の責任になるので、保護者がいるときには、18歳以上の大人に確実に預けるようにしてください。
Q3:責任のくだりで、同乗者がいる時といない時があります。あえて消さないでいる時は同乗者の名前を書き、同乗者がいない場合は「なし」と書いてもいいのでしょうか? また登園→通所に変える 園長の責任→安全管理研修会長などでもいいのでしょうか?
回答:
自治体によって異なるので自治体に確認するようにしてください。同乗者が必須かどうか自治体によって異なりますので、自治体のルールにのっとった運用をお願いします。
Q4:チェックシートや記録表などは今まで作ってきていますが、忘れた頃に同じような事故が起こってしまいます。忘れなくなるような工夫があれば教えていただきたいです。
回答:
車のダッシュボードにシールを張って確認をできるようにするといいと思います。 例えば、
(1) OOOOをする
(2) OOOOOを確認する
のように点呼表にして、指差しと声確認を行うといいですね。
危険予知の時にも、指差しと声での確認をする “電車の運転手のように” するといいですね。
現場ならではの視点から、ご質問本当にありがとうございました。
また、山内先生ご回答ありがとうございました!
セミナーでは、このように質問を受け付けています。録画配信の場合も後日ご回答させていただきますのでご安心ください。
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