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コミュニケーション力を育てるアナログゲーム療育

2022/12/08

放課後等デイサービス事業所様向けセミナー

みなさんこんにちは！
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています！

今回は「コミュニケーション力を育てるアナログゲーム療育」をテーマに、お話ししたいと思います。

近年、放課後等デイサービスや児童発達支援施設などの福祉施設、小中学校の特別支援学級等でアナログゲーム療育が幅広く実践されています。

また最近では、就労移行支援施設等でも成人の方を対象に就労訓練の一環としても活用されているほどです。そこで、放課後等デイサービスコンサルタント・アナログゲーム療育アドバイザーの松本太一様にアナログゲーム療育についてお話しを伺いました。

アナログゲーム療育とは

「アナログゲーム療育」は市販されているカードゲームやボードゲームを使い、子ども同士が楽しく関わりながらコミュニケーション力を身につける療育技法です。

放課後等デイサービスの実践の中で開発され、現在は児童発達支援施設や就労移行支援施設、さらには学校にも導入されています。

アナログゲーム療育を通じたお子様の変化

アナログゲーム療育を通じたお子様の変化として、

お子様の変化

・他児とのトラブルや問題行動の多かった子がルールを守り合って活動できるようになった
・一人で過ごしていた子が集団の輪に入って遊べるようになった
・学校や家庭でゲームを遊ぶようになり、クラスメイトや家族との関係がよくなった

といったことがあります。

支援者側のメリット

また、支援を提供する側にとっても

メリット

・一人で多くのお子様に対応できる
・市販のゲームを使うため教材制作の手間が省ける
・安全・安価・省スペース

が挙げられます。

お子様の発達段階にあったゲームとは

アナログゲームは、市販されているものだけでも1000種類ほどあります。
アナログゲーム療育の特徴は、その中からお子様の発達段階や障害特性に合わせたゲームを選び、支援者の適切なサポートの元で遊ぶことにあります。

例えば、ゲームに負けるとかんしゃくを起こしてしまう場合、プレイしていたゲームがお子様にとって難しすぎる場合が少なくありません。そのため、負けるにしても ”なぜ負けたのか” 理由がわからず、その理不尽さに怒りを感じることがあるのです。

こうした場合、お子様の発達段階にあったよりシンプルなゲームを選び、支援員が「今、3位だよ」「あと一周で終わるよ」と言葉がけをしておくと、気持ちの準備ができてから負けることになるのでかんしゃくが起きにくくなります。

アナログゲーム療育で使用するゲームやノウハウは、アナログゲーム療育公式ホームページやYoutube「あそびとそだちチャンネル」でご紹介しています。

また、放課後等デイサービスへの導入はこちらのサイトで詳しい内容をご紹介しています。

セミナー案内

今回、お話しを伺いしました放課後等デイサービスコンサルタント・アナログゲーム療育アドバイザーの松本太一様と株式会社ネットアーツで2023年1月24日（火）に共同オンラインセミナーを開催いたします。

アナログゲーム療育を行う上で、お子様のコミュニケーション能力の課題にあわせたゲームの選び方や指導者の声のかけ方などについて、実際のゲームの映像を交えながら講演をいただきます。

ぜひ、ご参加ください。

■日時：2023.1.24(火)　10：30 ～ 12：30
■参加料金：無料
■講師：アナログゲーム療育アドバイザー松本太一様×株式会社ネットアーツ
■会場：オンライン会議システムZoomを使用します
　　　　入室方法については、お申し込み後メールでお知らせいたします

セミナーの詳細・お申し込みはこちら

※内容・時間については変更の可能性がございます。予めご了承ください。
※申込者多数の場合は受付順で人数を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。

さいごに

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