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2025/08/18
放課後等デイサービス運営お役立ちコラム
みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!
今回は「資金調達の新たな選択肢ーファクタリングとは」と題して、経営者の皆さまに役立つ情報をお伝えします。
児童発達支援や放課後等デイサービスの開業や店舗展開、および日々の事業所の運営に、資金繰りの悩みは尽きません。
そこで、株式会社メドレーフィナンシャルサービス様に新しい資金調達の方法をわかりやすく解説いただきましたので、その内容をご紹介します。
ファクタリングとは、事業者の資金調達手法の一つで、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却して現金化する金融サービスです。
一定の手数料が発生しますが、事業者は売掛金の回収期日よりも早く現金を受け取ることが可能です。
企業間の取引は、売掛金(売掛債権)が発生する掛け取引で行われることが一般的です。
そのため、入金までにおよそ1ヶ月から2ヶ月ほどかかるため、売上はあっても資金繰りがうまくいかないときがある会社は少なくありません。
そのようなときの早期現金化の一つの方法になります。
また、ファクタリングには種類があります。
2者間ファクタリングは、「お客様」と「ファクタリング会社」の2者間での契約のため、スピーディーに契約を進めることができますが、手数料が高く設定されています。
3者間ファクタリングは、売掛先に承諾を得てファクタリング契約を締結します。
売掛先からの承諾と契約手続きに時間はかかってしまいますが、2者間に比べて手数料は低くなります。
では、通所支援事業者は、どのようなファクタリングサービスを利用できるのでしょうか?
障がい福祉報酬ファクタリングとは、障害者総合支援法に基づく自立支援給付費を早期資金化するサービスです。
ファクタリングの種類としては、3者間ファクタリングになります。
通常、障がい福祉事業者は給付費を月末に計算し、翌月10日までに所定の機関へと請求後、審査を経て確定した金額を翌々月に受領します。
この一連の流れが完了するまでに、2か月ほどかかります。
事業で突発的な出費が発生することも少なくありません。また、2か月の間には人件費はもちろん、電気・ガス・水道代や設備使用料などの支払いもあります。
このように事業を行う上では、報酬の支払期日までにさまざまな支払いが発生し、その結果、資金繰りに悩む事業者様は少なくないのです。
突発的な出費における資金繰りの改善に役立つのが、障がい福祉報酬ファクタリングになります。
報酬の支払期日までは通常2か月ほどかかりますが、障がい福祉報酬ファクタリングを利用すれば、それよりも早くファクタリング会社から入金してもらえるので、資金繰りの悪化防止に繋げることが可能になります。
【資金化までの実際の流れ】
1. 事業者は、従来通りに国保連へ給付費を請求
2. 事業者様 → ファクタリング会社:(1)の請求した債権の買取をオンラインで申し込む
3. ファクタリング会社 → 事業者様:審査後、手数料を差し引いた金額を早期に受け取る
(入金)
4. 国保連・社保 → ファクタリング会社:約2ヶ月後、ファクタリング会社へ(1)の報酬を支払い
このサービスは、放課後デイサービスや就労支援など、施設形態を問わずご利用いただけます。
一見すると便利なファクタリングですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ファクタリングの主なメリットをまとめました。
【メリット】
・最短即日などスピーディーに給付費を現金化できる
・借り入れではなく売掛先の売買のため、貸借対照表上(B/S)で負債が増えることがない。
→このため、今後の銀行融資への影響はない
・信用情報に影響がない
・赤字や税金・社会保険滞納でも利用できる
続いて、ファクタリングの主なデメリットは以下のとおりです。
【デメリット】
・手数料がかかる
・3者間ファクタリングのため売掛先の承諾が必要
・売掛金の金額内でしか資金調達できない
手数料は、銀行融資などに比べると割高になる傾向があります。手数料の相場は、一般的に3社間ファクタリングでは2%~9%程度と言われています。
しかし、早く資金調達ができるという大きなメリットもありますので、状況に合わせて融資と使い分けるといいでしょう。
ファクタリングは民法に基づいた合法的な金融サービスです。債権譲渡として法的に認められており、違法ではありません。
しかし、ファクタリング会社とうたっている業者の中には、ファクタリングを装い違法な貸付を行っている場合があります。利用が必要になった場合は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
契約内容を十分に確認し、手数料が相場から著しく逸脱していないか、契約書に不明な点はないかなどを慎重にチェックしましょう。
また、障がい福祉報酬ファクタリングが利用できない一部の地域がございますのでご注意ください。
ファクタリングとは、事業者の資金調達手法の一つで、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却して現金化する金融サービスです。
一定の手数料は発生しますが、事業者は給付費(売掛金)の支払い日よりも早く報酬を受け取ることが可能です。
障がい児通所支援事業者の場合は、給付費を月末に計算し、翌月10日までに所定の機関へと請求後、審査を経て確定した金額を翌々月に受領します。
この一連の流れが完了するまでに2か月ほどかかりますが、障がい福祉ファクタリングを利用した場合は、給付費をファクタリング会社から早期に受け取ることができます。
しかし、銀行融資に比べると手数料は割高になります。状況に合わせて融資と使い分けることをおすすめします。
今回、はぐめいとに記事を寄稿くださいました株式会社メドレーフィナンシャルサービス様が、9月1日~5日にて個別相談会を開催されます。
資金調達などにお悩みをお持ちの児童発達支援や放課後等デイサービスなどの障害福祉施設事業の経営様は、お気軽にお問い合わせください。
※ 弊社ネットアーツのセミナー講座ではございません。
HUGでは放課後等デイサービスを運営している事業者様の為に成長療育支援システムを開発しています。
書類作成や日々の記録業務の他、保護者様と子どもたちの情報の共有する機能など施設運営に役立つ機能が満載です。
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