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社長力と現場力で多店舗展開を実現

2024/02/28

放課後等デイサービス事例インタビュー

社長力と現場力で多店舗展開を実現

秋田県で放課後等デイサービスを運営する株式会社あけぼのミライズ様にお話を伺いました。

株式会社あけぼのミライズ様は、2018年1月に『放課後等デイサービス みらいずジュニア』を開所され、現在は秋田県大仙市を中心に5つの施設を運営されています。

施設を立ち上げた経緯やお子さまたちの成長に合わせて事業展開することについて、代表取締役の小原様と統括管理者の佐々木様からお話を聞くことができました。

>> 放課後等デイサービス・児童発達支援「みらいずジュニア」

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子どもたちにリハビリを提供する手段が放デイ

インタビュアー(以下:イ)自己紹介をお願いします。

小原様(以下:小原)株式会社あけぼのミライズ代表の小原です。
運動療育・学習支援を中心にした放課後等デイサービスを秋田県大仙市内に3事業所、隣の美郷町に1事業所。横手市に1事業所を運営しております。

平成29年12月に指定を受け、翌30年1月から児童の受け入れを始めましたので、事業所を立ち上げてちょうど7年目になります。

佐々木様(以降:佐々木)マネージャーの佐々木です。
私は出身地の埼玉県で6年ほど小児科の看護師をしておりました。
主に急性期(注1)の看護が担当でしたが、重症心身障害児(以降:重心児)で寝たきりのお子さんに対して、呼吸器や胃ろうを付けたりなどの看護経験もあります。

結婚と同時に夫の地元である秋田に嫁いできて、仕事を探していた時に代表と出会い、みらいずジュニアの立ち上げから携わらせてもらいました。

みらいずジュニアの立ち上げ時から管理者兼児童発達支援管理責任者(以降:児発管)として、その後は全事業所の立ち上げにも携わり、今は統括業務をしております。

イ)小原様が放課後等デイサービスを始めようと思われたきっかけなどを教えてください。

小原)私は大学卒業からずっと社会福祉法人あけぼの会という介護老人保健施設で介護や相談支援などに携わったのち、統括本部長として経営的なことに携わってきました。

施設で主に行われていたことは高齢者のリハビリです。高齢者に対してリハビリを行う中で、「子どもは、リハビリを受けたらどんなに伸びるんだろう」と漠然と思っていました。

自分の子供が産まれたこともあり、どんどん子どもに興味が湧いてきたので、リハビリが必要な子どもたちはどこに通うのか自分の地域を調べてみると、秋田県の養育センターは秋田市にありました。私の住むところから50キロぐらいで、車だと1時間はかかります。

状況を聞くと、リハビリは良くても1か月に1回程度で、下手したら3か月に1回しかリハビリのプログラムを受けることができないという話を聞き、「子どもたちにしっかりとリハビリを受けさせてあげたい」と思うようになりました。

色々と調べたり勉強していく中で放課後等デイサービスの仕組みがあることを知り、発達障害のことも勉強しました。
私は厳密に言うと当初から放課後等デイサービスをやりたかったわけじゃなく、子どもたちにリハビリを提供したかったんです。その手段として、放課後等デイサービスにたどり着きました。

経営する社会福祉法人で設立する選択肢も考えましたが、地域の中でのブランドイメージやスピード感のある経営をしたかったという方針もあり、株式会社の法人格で事業を立ち上げました。

子どもたちの「未来図」を描くために1から始めた会社です。ですから弊社の理念は「子どもたちの未来創り」を掲げています。

イ)それが社名にも表れているわけですね。

(注1)    急性期とは病気になり始めた時期のこと。患者の容態は不安定で急変のリスクが高いことが特徴。急性期に対して「回復期」「慢性期」があります。

会社や行政の手続きは社長。現場はマネージャーに任せて

イ)佐々木様は立ち上げの時から関わられているのでしょうか?

佐々木)秋田では少子高齢化により子供に関わる仕事がなかったので、成人・老年の看護も経験しようと考え、あけぼの会に問い合わせをしました。
そこで代表と出会い、放課後等デイサービスの立ち上げのお話をいただきました。

私自身、発達障害領域は重心児の経験しかなかったので自分に出来るか心配でしたが、小児科看護師時代の経験を少しでも活かせるかと思い、挑戦してみることにしました。

イ)小原様からすると、いいタイミングに出会うことができた心強い存在ですね。

小原)あてもなく募集しようと思っていたのですが、小児医療の経験者で若くやる気のある方に出会えてラッキーでした。

 イ)佐々木様は違う分野への挑戦になります。実際にはどうでしたか?

佐々木)看護師として総合病院勤務の経験しかなかったですし、病院では組織も出来上がっていました。
障害福祉の分野は全く分からないところで、1から施設を作るなんて、何をしたらいいのか分からないことばかりでした。

ただ、挑戦することが好きですし、新しいことを一から始められることはすごく楽しいことだと思い、始めました。日々勉強しながらやってきて、今がある感じですが、挑戦して本当に良かったと今は思っています。

イ)開設の手続きなどの準備は、小原様が中心に進めていったのですか

小原)開設関連や申請等の行政手続きは私が中心です。
マネージャーには創りたい事業所の方針やコンセプトを伝え、他の施設の見学や研修への参加など、現場の勉強をしてもらいました。療育を含めて現場はマネージャーが担当しました。

イ)異業種で違う分野での立ち上げは大変だったと思いますが、当時を振り返って何が大変でしたか?

佐々木)諸事情で急遽私が管理者をやることになりました。
受給者証発行から利用までの流れなど、放デイの仕組みすら把握できていない状態だったところに、急に管理者を任され、何をしていいか分からず、当時は代表と言い合いになることも少なくありませんでした。
そんな状況の中で、開所でいきなり7人の申し込みがありました。

小原)その当時、僕は介護分野でケアマネージャーの職能団体である日本介護支援専門員協会の副会長の職があり、社会保障審議会介護給付費分科会の委員でした。
平成30年の医療・介護・障害のトリプル法改正のときで、週3日ぐらい東京に呼ばれていました。

ほとんど地元にいられない状態で、マネージャーにはLINEで指示を出していました。
今みたいにZoomとかメジャーじゃないですし、今は遠隔でももう少しコミュニケーションが取れるのでしょうが…ちょっとトレンドが早すぎたようです(笑)。

佐々木)オープニングスタッフはみんな違う職種で、医療職の私とも全く違う経験をされてきています。また、自分より年上のスタッフの中で、私が一番年下で管理者です。どう指示を出したらいいのかと悩んだ事もありました。

今は、いろいろな経験者がいることの面白さも感じられるようになりましたが、あのころは本当に無我夢中でした。

社員教育と労働環境の整備で5年間離職者ゼロを実現

社長力と現場力で多店舗展開を実現

イ)今は5施設を運営されていますが、最初からすぐに施設を増やす計画だったのでしょうか?

小原)最初から多店舗展開する予定だと伝えていました。
今の社会保障制度で事業を展開するためには、多店舗展開によるスケールメリットを活かすことで、スタッフの質の維持向上や働きやすさを実現することが可能となります。

最初の1店舗のときは苦しかったし、多くの給料を払いたいけど、できない。最初はスタッフたちにも我慢してもらいましたが、社長として解決していかないといけない問題でした。

コロナ禍になって切実に感じましたが、最初から経営的な戦略は必要です。
それに「みらいずの療育をこの地方に根付かせたい」と思っているので、「点」では意味がありません。
みらいずの療育で多くの児童が成長していけるようにするためには、事業所の拡充は必要だと思っています。

放デイは障がい児の学童みたいだと言われる方がいます。レスパイトなども重要な役割だと思いますが、「成長するための場所」だという想いがあります。

子どもたちを成長させるためにも、会社は健全な収益を得て、子どもたちの療育環境や職員の労働環境を整えて、地域の未来創りを一緒にしていく。
そのために社員教育も含めて労働環境を整えることを僕は徹底して行ってきました。スタッフたちはこんな僕の方針に共感して付いてきてくれたので、感謝しかありません。5年間の離職者ゼロはたまたまのことです。

イ)すごいですね。ドタバタのところから始まったとしても、しっかりした想いと職員さんへの教育や店舗展開が定着したポイントでしょうか。

小原)介護事業では専門職から経営者になったので、児童福祉分野では社長業に徹して、専門職をマネジメントすることに注力しました。マネージャーの意欲や行動力が素晴らしかったので、任せながら管理職を育てていこうと考えました。

精神保健福祉士や社会福祉士などの資格はありますが、現場にはあまり介入せずに任せています。経営管理などのマネジメントは僕が専門です。
経営会議では多面的に役職者に介入しますが、管理者たちもしっかりやってくれるので、スタッフには厳しいことはあまり言いません(笑)。

子どもの成長に合わせて事業展開

社長力と現場力で多店舗展開を実現

イ)佐々木様はどのようにして支援内容を充実させてきましたか?

佐々木)まずは見よう見まねでやってみるところからスタートしました。
やってみて、少しずつ上書きをして、スタッフが増えるにつれて色々な意見を取り入れて今の形を作ってきました。

イ)施設見学など最初の研修で良かったものを取り入れつつ、実際に子どもたちを見ながら常に改善されてきたわけですね。
運動療育や学習支援、就労を見据えた支援もありますが、最初から決められていたのでしょうか?

佐々木)最初からのこともありますが、お子さんの特性や年代に合わせて修正してきた形です。
最初は軽度のお子さんが多かったのですが、年数を重ねるごとに対応が難しいお子さんも増えてきたので、新しいプログラムを取り入れていきました。

イ)施設を増やされるタイミングはどのようなときですか?

小原)1店舗目の「みらいずジュニア」は30年1月。2店舗目の「みらいずジュニアとまき」は31年の4月です。そこから1年3か月後ぐらいに3店舗目の就労準備型「みらいずカレッジ」を作りました。

子供の成長に合わせて事業展開していくことははじめから決めていましたので、1年に1店舗のペースで開設しました。
みらいずジュニアで通う子どもたちが小学校高学年になってくると、運動療育だけでは物足りなくなり、子どもたちに必要なスキルも変わってきます。

次のステップを作ることは、最初から僕の中の経営計画にはありました。具体的な形になったのは研究会に参加したり、見学を通じて、自分たちがやりたいことと組み合わせることで形になりました。

事業計画のマスタープランは社長の仕事です。それをマネージャーに話して意見を聞くと、「私で良ければやりたいです。」と言ってくれるので本当に心強いです。

元々は人口3.5万人ぐらいの大曲市が中心になって合併した大仙市ですが、先に放デイが3事業所ありました。だから後発なんです。3事業所になり、みらいずが地域でのシェア1番になったところで、次の4店舗目の「みらいずジュニア横手」は横手市に作りました。

大仙市と横手市の中間エリアにある美郷町から通う子もいたので、5店舗目の「みらいずジュニア美郷」は美郷町に作りました。

最初の店舗は黒字化まで4か月かかりましたが、2店舗目は3か月ぐらい。3店舗目は初月から黒字でした。
4店舗目は違うエリアに飛び出したのと、コロナもあり、黒字化まで1年近くかかりましたが、最後の5店舗目は初月から黒字です。

展開としては早かったと思いますが地域のニーズが僕たちの療育を受け入れてくれました。行政及び各関係機関ならびに地域の皆様には心から感謝しています。

福祉事業の基本は”人”

社長力と現場力で多店舗展開を実現

イ)人口が決して多いわけではない地域で事業所を増やされ、すぐに黒字化とは驚きです。一番の要因はどこにあると思われますか

小原)やはりスタッフだと思います。素晴らしい人財たちが集まりました。なかなかこういう優秀なスタッフ達はいません。
僕は介護事業もやっているので分かるのですが、普通は人集めに苦労しますが、みらいずには本当に優秀な人が集まってくれました。

理解力が高い人たちに、マネージャーがしっかり現場教育をしてくれました。
僕は理念教育と新人のうちから数値管理もスタッフに教えています。

あとは療育内容ではないでしょうか。スタッフのみんなが『子どもたちの未来創り』に向かって、真剣にやってくれているので、どんどんブラッシュアップしています。
そういったところが差別化につながってるんじゃないでしょうか。

福祉事業は医療も介護も保育を問わず基本は”人”です。
人を採用して、きちんと教育して定着できるかが一番のポイントになってきます。いくら良いプログラムがあっても、やる人がいなければ全て絵に描いた餅だし、"この人はできるけど、この人はできない“となるとサービスの標準化ができません。

その辺りのクオリティーコントロールをすごく大事に考えていることと、マネージャーや管理者達が実際に教育してくれることが一致していると思っています。
今では各店舗の管理者のマネジメント力も高まり、スタッフに対してこの考えを浸透させているので、管理者のレベルも上がってきました。

あけぼのミライズの強みを聞かれたら間違いなく「人財」だと答えます。
一方で、6年目で初めて退職者がでました。退職者が出る事業所には共通点があることもわかりました。その理由の全ては組織として必要とされることが備わっていないことであり、そのすべての責任は社長である私の未熟さです。

これからは新人研修、中堅研修、管理者教育も充実させていくとともに、キャリアパス制度や評価制度、福利厚生など、スタッフが物心両面で満たされる組織づくりが必要です。

人間は思い描いた以上の自分にはなれないと思っていますし、組織も生き物ですから同じだと思います。
あけぼのミライズに集う全ての方々の「幸せ実現」のために、素晴らしい人財たちと未来に向けて歩みを続けます。

必要な人材の育成もマネジメント

社長力と現場力で多店舗展開を実現

小原)あとはもちろん療育内容です。
セラピスト(リハビリ専門職)のPT(理学療法士)やOT(作業療法士)などが個別に支援計画を作るプログラムがあります。ここ2年ぐらいで作り上げました。
セラピストが入社してくれるようになったので、今は各店舗で個別訓練を実施しています。

イ)専門職の雇用は難しいのにすごいですね。

小原)あとはマーケティングにも力を入れています。
ホームページも最初こそネットアーツさんに作ってもらいましたが、自分達でもブラッシュアップして訴求力を高めたいと思い、体制を作っています。

1人のスーパースターがいて事業が上手くいく時代ではありません。
総合力で勝負していかないといけないので、結局はマネジメント力です。
そのマネジメントの範囲は、”人”です。そこの部分をどう作り上げていくかが事業が上手くいくポイントです。

現在、児発管も複数在籍していますが、
必要な人材の育成も事業所としてマストですので、人財教育・育成については常にマネージャーと真剣に話してきました。

他にも事務的な労務や行政との手続きを全部やってくれているバックスタッフ、マーケティング戦略を担うデザイナーもいて会社が成り立っています。

6年目は組織化に取り組むことにしたので、今年度は新規事業所を作らないで、ディフェンス力を高めようとしているところです。

イ)「人間力は大きい」それは上の人だけではなく、現場も含めて同じ方向を見て、同じ想いでやるからこそ、強みが活かせる。
今は基盤固めをして、更に強くしていこうとされているわけですね。

複数店舗を全てHUGで遠隔管理

イ)2年目ぐらいのタイミングでHUGを導入いただき、すぐにもう1店舗追加していただきました。どういった経緯で導入していただけたのでしょうか。

小原)システムでの管理が必要だったからです。複数店舗をHUGを使って全て遠隔で管理しています。
僕は出張も多く常に会社にいないので、国内はもちろん海外でもHUGを見ながら状況を把握して指示ができ、本当に助かっています。

毎日稼働率も見ますし、日報も見ているので、事業所で何が起こってるか全て分かるわけですよ。
どこにいても、プライベートで旅行に行っていてもHUGを見ています。

マネージャーが全てやってくれているので心配はないんですけど、状況を確認しておくことで、「ここ大丈夫かな、ちょっと気にしていてね」「稼働率上がってきて嬉しいけど、いきなり忙しくなると法令順守に漏れがないかきちんと管理してね」と促せます。

僕はHUGがないと社長としてここまでやれてなかったと思いますよ。
マネージャーも全店舗を毎日回るのは無理だから、HUGで全部状況を把握して指示を出しています。

イ)嬉しいお言葉ありがとうございます。離れた場所からでも情報が見れたり、複数の拠点をまとめて管理できる部分がお役に立てて何よりです。

小原)インタビューのお話が来た時に、受けようかどうか迷ったけど、相談支援事業でHUGを導入するときは山中さんに助けてもらったし、HUGにもお世話になってるからお断りするわけにいきませんでした(笑)。

僕はHUGを使う人が増えれば良いと思ってるし、人にも紹介しています。
HUGを使う人が増えてくれた方が、機能もどんどんアップデートされていくでしょうしね。

HUGはうちの基幹システムみたいなものです。実際に放デイを運営しているから使いやすいです。

イ)ありがとうございます。本当に時間を頂き、ご縁を頂けて本当に嬉しく思います。
お客様から頂いた声を元に開発してるので、しっかりと応えていけるような体制作りをしていきます。

HUGを導入して親御さんがお子さんのことを認めるきっかけに

イ)佐々木様の方でも、HUGについて何かあればお聞かせください

佐々木)代表も言った通り数値は遠隔でも管理しやすいです。
請求は、予約の段階から最後の請求のところまで1つのシステムで全てが出来るのですごく助かっています。

請求は神経を使いますし、エラーがあると分からないことも出てきますが「ここをクリック」とか、すぐに悩みを解決できる仕組みがすごくいいと思います。

それでも解決しなくてサポートに電話すると、すぐに対応して下さいますし、分からないことにも丁寧に教えて下さり、本当に有難いです。

事業所としても、親御さんにもすごく喜んで頂けていると思っています。
オープン当初、連絡帳などは全て手書きで文章だけでした。送迎時に口頭で様子はお伝えしていましたが、いくら褒めても「我が子が出来るわけない、頑張れるわけがない」と思い込んでいて、我が子の頑張りを否定的に捉える傾向がありました。

HUGを導入して、サービス提供記録に写真を添付するようになってからは、「うちの子って、ほんとにこんなに頑張っているんだ。もっと褒めてあげなきゃ」と、頑張る姿をお伝えすることで、お子さんのことを認めるきっかけになりました。

お子さんも親御さんから褒めてもらえたら嬉しいので、みらいずでもっと頑張りたい気持ちが芽生えたように感じます。

サービス提供記録を通して親御さんとの距離がなんだか近くなったというか、療育が見える化された気がして、親御さんにとってもいい効果でした。

イ)もったいないお言葉の数々、本当にありがとうございます。
職員の皆様のお役に立てるのは嬉しいのですが、それに加えて保護者の方の安心感やお子様の肯定感につながるところでもお役に立てたこと本当に嬉しいです。

年齢が上がってきた子どもたちのために次の居場所作り

イ)最後に、あけぼのミライズ様が今後目指してることなどをお聞かせください。

小原)ビジョン的な話ですが、やろうとしていることが2点あります。
まず1つがエリア拡大。秋田市への出店です。

秋田県は人口が全国で一番減少しているエリアです。今、事業所は2市1町です。チャレンジになりますが中核市の秋田市に拠点を持とうと思っています。

もう1点が就労ですね。令和6年度には就労Bを立ち上げられるように準備しているところです。
最初の1店舗目で通い始めた子どもたちがちょうど高三です。就職が決まった子もいますが、社会人として一般就労すると私達と一緒で支援が少なくなります。基本的に自分の力で生きていかなければならない。

上手く適応できればいいけど、そうじゃないパターンやドロップアウトするパターンもある。発達障害じゃなくても不適応を起こす人は多くいます。そこのフォローや安心して立ち寄れる居場所を作っていく必要も感じています。

フリーの集いの場や再挑戦に向けての就労トレーニングができる居場所を創っていきたいと思っています。

子どもたちの成長に合わせて事業展開していくと決めて始めた会社です。初志貫徹を貫き新しいことにどんどん挑戦していきます。

イ)年齢が上がってきた子どもたちのための次の居場所作りですね。
貴重なお話を数々頂きまして、本当にありがとうございました。

さいごに

弊社が提供している「HUG」は放課後等デイサービス運営会社が開発したソフトウェアです。

請求業務はもちろん、個別支援計画やサービス提供記録の作成から管理も簡単に行えます。
実際にHUGをご利用いただいている放課後等デイサービス事業者様の感想をご紹介していますので、請求ソフトや管理システムの導入を検討されている方はご参考くださいませ。

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