2026/06/25
お役立ちコラム
みなさんこんにちは!
はぐめいとでは障がい福祉サービスを運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!
今回は「厚生労働省『障害福祉サービス等報酬改定検討チーム』の最新動向(人員欠如減算の特例と今後の動き)」について、詳しくご紹介します。
障害福祉サービスを運営する上で、常に把握しておきたいのが国(厚生労働省)の最新の動向です。
「直近の「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」では、令和6年度改定後の加算取得状況の報告や、現場の深刻な課題である「人員欠如減算」に対する特例措置、
さらには令和9年度(次期)の報酬改定に向けた今後のスケジュール案など、事業運営に直結する重要な内容が示されました。
この記事を読むことで、事業所として「今」どのような対策をしておくべきか、今後の国の方針やスケジュールをご確認いただけます。
参考資料:
2026年4月28日第55回「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」議事録 厚生労働省
福祉人材の不足が深刻化する中、「退職者が出てから新しい人を採用するまでに時間がかかり、人員基準を満たせず減算になってしまう」という切実な声が現場から多く挙がっていました。
これを受け、今回の検討チームで報告されたのが、「人員欠如減算の特例的な取扱い」です。
突発的で想定困難な事象により、基準から1割の範囲内で人員が減少した場合、一定の要件を満たすことで、1年に1回に限り、減算の適用を一時的に猶予するという内容です。
特例適用の主な要件(ポイント)
・ハローワークや公共職業安定所等を活用し、現に人材確保の取り組みを行っていること
・人員が一時的に不足していても、一部の職員に過度な負担がかからないよう、適正な労働時間管理を行い体制整備に努めること
・取組報告を行うこと
また、令和6年度報酬改定で新設・見直しされた加算の算定状況についても最新のデータが公開されています。
例えば、児童発達支援や放課後等デイサービスにおける「専門的支援体制加算」や「児童指導員等加配加算」、就労継続支援における各種加算など、
事業所がどの要件をクリアできているかが浮き彫りになっています。
傾向として、専門職の配置や手厚い支援体制を評価する加算は、人材確保の観点から算定にハードルを感じている事業所も少なくありません。
しかし逆に言えば、要件を整えて加算を取得できれば、他事業所との大きな差別化と経営の安定化に繋がるということです。
さらに、令和8年(2026年)7月には、全ての障害福祉サービス等事業所を対象に「障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査」が実施される予定です。
この調査結果は、令和9年度(2027年度)の次期報酬改定に向けた重要な基礎資料となります。
すでに検討チームでは「令和9年度障害福祉サービス等報酬改定に向けた検討の進め方」のスケジュール案も提示されており、
各サービスの報酬や基準の在り方について、本格的な議論がスタートしようとしています。
これら国の動きに対して、事業所が取るべき具体的なアクションは以下の通りです。
| 課題 | 具体的な対応方法 |
| 人材不足・減算への備え | 万が一の「人員欠如減算」リスクに備え、日常的にハローワークやHPでの求人活動を行い、有効な求人票を手元に残しておく。また、特定スタッフへの過度な負担を防ぐため、シフト管理や労働時間管理を徹底する。 |
| 加算の取得と体制強化 | 専門職の採用やスタッフのスキルアップ(各種研修の受講など)を計画的に進め、算定可能な加算を確実に取りこぼさない運営体制を構築する。 |
| 次期改定への準備 | 令和8年度の処遇状況等調査にスムーズに対応できるよう、スタッフの賃金改善状況や労働時間を正確に把握し、いつでもデータとして出力・報告できるシステム環境を整える。 |
今回の検討チームの報告からは、国が「人材不足という現場のリアルな窮状」に一定の配慮を示しつつも、
引き続き「処遇改善と質の高いサービスの提供」を強く求めていることが分かります。
「人員欠如減算の特例」などの制度を正しく理解して経営リスクを減らすとともに、今後の令和9年度改定を見据えた施設づくりの準備を、今から少しずつ進めていきましょう!
弊社が提供している施設運営システム「HUG」は、就労移行支援・就労継続支援B型事業所や相談支援、放課後等デイサービス、児童発達支援事業所の事業運営に必要なすべての業務をサポートします。
日々の記録をつけるだけで必要な書類を自動で作成し、事務作業における残業時間を削減します。
また、加算要件も自動でチェックするため健全な施設運営を実現します。
就労継続支援B型において最も煩雑な業務の一つが、日々の作業実績に基づいた「工賃の計算・管理」です。「HUG」を導入すれば、利用者の出席状況や作業記録と連動して、面倒な工賃管理や毎月の国保連請求、さらには複雑な「平均工賃月額に応じた報酬判定」までスムーズに行うことができます。
就労支援事業所の新規開所や、日々の記録・請求業務、工賃管理などの事務負担にお悩みの方、システムの導入をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
お電話でのご案内も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
052-990-6902
受付時間:9:00~18:00(土日休み)
新着記事や放課後等デイサービスに関するお役立ち情報をお届けします!
厚生労働省『障害福祉サービス等報酬改定検討チーム』の最新動向(人員欠如減算の特例と今後の動き)
職場体験の早期受け入れと可能性を引き出す支援【ココトモワークス西尾】
就労継続支援B型における工賃と、平均工賃月額に応じた報酬体系
【ガイドライン】放課後等デイサービスの衛生管理、安全管理対策について
【新刊紹介】『”ぼくら“にしか作れないバウムクーヘン』が発売されます!
【運営指導】令和7年度の運営指導における主な指摘事項について(個別支援計画や勤務体制等について)
【後編】営業力が就労継続支援B型の武器になる。地域を巻き込む自立支援【株式会社オフィス野村様】
【前編】始まりは議会。元議員の放デイ立ち上げ【株式会社オフィス野村様】
就労移行支援における移行準備体制加算の算定要件と注意点
【就労支援事業】生活支援員とは?