2026/06/11
障害福祉サービス向け最新ニュース
みなさんこんにちは。
はぐめいとでは、障がい福祉サービスを運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています。
この度、弊社代表 齋藤秀一の新刊『”ぼくら“にしか作れないバウムクーヘン』(幻冬舎メディアコンサルティング)が2026年6月19日に発売されます。
IT企業を率いる経営者として歩んできた齋藤が、福祉、そして農業へと越境し、たどり着いた米粉バウムクーヘンの物語です。
「ぼく」の夢が、障がいのある人もない人も得意を持ち寄って働く「ぼくら」の現実になるまでを綴った一冊となっています。ぜひお手に取ってご覧ください。
誰ひとり取り残さない居場所づくりに挑んだ、著者と仲間たちの物語
米粉のバウムクーヘンづくりを通して、一人ひとりの得意を活かす新しい働き方を描く
「自分の居場所が、どこにもない」
「いっそ透明人間になってしまいたい」――。
そんな思いを抱えながら少年時代を過ごしたのが、本書の著者です。
自身の特性による生きづらさから、社会に出てからも「自分の居場所」を見つけられず、転職を繰り返してきました。
そして気づけば、同じように「居場所」を見つけられずにいる人が、自分のすぐそばにもいました。障がいのある弟や妻の妹
――大切な人たちが安心して働ける場が、社会にはあまりに少なかったのです。
こうした経験を通じて著者のなかに芽生えたのが、「誰ひとり取り残さない居場所をつくる」という切実な願いでした。
その願いを事業として形にしたのが、著者が手掛けるバウムクーヘンの製造販売事業です。
田んぼで育てたお米を米粉にし、それを原料にバウムクーヘンに焼き上げて、店舗で販売しています。
これは1次産業の農業、2次産業の製造業、3次産業の商業を掛け合わせた「6次産業」に、福祉を組み合わせた「農福商工連携事業」です。
障がいのある人もない人も、それぞれの力を発揮しながら働ける場をつくっています。
人とのコミュニケーションが苦手でも、細かな違いに気づくのが得意な人は、焼き色や形を確認する工房で製造を担当する。
黙々と単純作業をすることが苦手でも、人を笑顔にすることに喜びを感じる人は店舗でお客様を迎える。
田んぼ、工房、店舗。複数の現場があるからこそ、一人ひとりの得意なことや苦手なことを見極めながら、その人に合った役割を見つけることができます。
本書は、農福連携事業の仕組みを紹介するだけでなく、スタッフ一人ひとりが役割を見つけ、達成感や成長を実感できる職場へと進化してきた歩みを描きます。
誰もが自分らしく活躍できる場所はどのように生まれるのか。その答えを、著者と仲間たちの物語からひもといていきます。
福祉や農業に関わる人はもちろん、これからの働き方、地域づくり、多様な人材が活躍できる経営のあり方を考えるすべての人に読んでほしい一冊です。
愛知県犬山市を拠点に、農福連携に取り組む企業です。自社の田んぼで育てた米を米粉にして焼き上げる「米粉のバウムクーヘン」を製造・販売しています。
農業(1次)・製造(2次)・商業(3次)を結ぶ「6次産業」に福祉を組み合わせた「農福商工連携事業」を通じ、障がいのある人もない人も、それぞれの得意を持ち寄って働ける場をつくっています。
田んぼ、工房、店舗という性質の異なる現場で、一人ひとりの得意・苦手を見極めて役割を見つける考え方により、今では米粉のバウムクーヘンを年間 55万個を販売する事業へと成長しました。
また、手話で接客する「サイニングストア(手話店舗)」の運営にも取り組んでおり、ろう者の仲間とともに「音のない世界の豊かさ」を強みとする働き方を発信しています。
この一連の事業モデルは、「ノウフク・アワード2025」グランプリ受賞、「ディスカバー農林漁村(むら)の宝」第9回 選定という確かな評価を得ています。
著者の齋藤は、2015年に自ら放課後等デイサービスを立ち上げ、その現場で直面した課題を解決するために施設運営システム「HUG」を開発・提供してまいりました。
本書は、そうした福祉の現場を深く知る著者が、農業と福祉を掛け合わせた新たな居場所づくりに挑んだ実践の記録です。
日々現場を支えるプロフェッショナルである皆様と同じ福祉の現場で悩んできた仲間の一人として、実践のプロセスを共有させていただく対等な目線で書かれています。
「できないこと」を補い合うのではなく、一人ひとりの得意・苦手を見極めて「それぞれの得意を持ち寄る」役割設計の考え方は、どのようなサービス種別であっても、日々の支援やアセスメント、個別最適な支援計画の作成に通じるものがあるはずです。
就労支援における工賃・賃金の向上ややりがいの創出、児童発達支援・放課後等デイサービスにおける「療育のその先」の希望像の提示、そして相談支援における社会資源の選択肢の拡大など、皆様が直面している課題に対して、「現に成り立っている事業の記録」として少しでもお役立ていただける部分があればと願っております。
支援する側、される側という垣根を越え、誰ひとり取り残さない居場所はどのように事業として成り立つのか。
現場の皆様に、共に考えていただくための一つの素材として、ぜひお手に取っていただけますと幸いです。
書名:『”ぼくら“にしか作れないバウムクーヘン』
著者:齋藤秀一(株式会社ココトモファーム 代表取締役/株式会社ネットアーツ 代表取締役)
発行:幻冬舎メディアコンサルティング / 発売:幻冬舎
発売日:2026年6月19日/250ページ
定価:1,760円(税込) ISBN:978-4-344-94125-0
ご購入は全国の書店、各オンライン書店にて。
https://www.amazon.co.jp/dp/434494125X
米粉バウムクーヘンのお求めは「ココトモバウム オンラインショップ(https://www.cocotomobaum.jp/ )」をぜひご利用ください。
新着記事や放課後等デイサービスに関するお役立ち情報をお届けします!
【新刊紹介】『”ぼくら“にしか作れないバウムクーヘン』が発売されます!
【後編】営業力が就労継続支援B型の武器になる。地域を巻き込む自立支援【株式会社オフィス野村様】
【前編】始まりは議会。元議員の放デイ立ち上げ【株式会社オフィス野村様】
就労移行支援における移行準備体制加算の算定要件と注意点
【運営指導】令和7年度の運営指導における主な指摘事項について(個別支援計画や勤務体制等について)
【就労支援事業】生活支援員とは?
就労支援事業におけるサービス管理責任者の役割と要件
就労継続支援B型事業所の建築及び設備基準の要件ガイド
就労継続支援B型事業所における就労移行支援体制加算とは
【まとめ】就労支援事業における返戻と過誤請求の違いについて