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まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

2023/08/24

放課後等デイサービス運営お役立ちコラム

まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!

今回は「BCP」についてご紹介させていただきます。

令和3年度の報酬改定にて、全ての障害福祉サービス事業者を対象に、運営基準において業務継続に向けた計画等の策定や研修の実施、訓練の実施等を義務付けられましたが、ご存知でしょうか。

現在(令和5年度)は猶予期間にあたり、令和6年度(2024年4月)から義務化されます。

そこで療育現場の皆様向けのお役立ち情報を発信するメディア「療育のミカタ」を運営する合同会社テラセル様に前回のコラムに続き、『まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと』ついてお話しを伺いました。

※ 過去の記事はこちら
▼ BCPに関する良くある3つの疑問
▼ 何から始める?BCP策定のための準備
▼ 放課後等デイサービスがBCPに力を入れるべき3つの理由

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テラセルとBCPの関わり

まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

私たち合同会社テラセルは、児童発達支援・放課後等デイサービスの組織運営・人材採用などに関するコンサルティングを行なっている会社です。代表の豊島が防災士である背景もあり、多くの児童発達支援・放課後等デイサービスのBCP作成を支援してまいりました。

これまでもはぐめいとにて、
『BCPに関する良くある3つの疑問』
『何から始める?BCP策定のための準備』
『放課後等デイサービスがBCPに力を入れるべき3つの理由』

と題して、BCPに関する基本的な疑問にお答えし、策定を始めるにあたっての準備をコラムにてお伝えする機会を頂戴してきました。

いよいよ来年度(2024年4月)のBCP作成義務化が迫ってきたこともあり、「まず、何から手をつければ良いか教えてほしい」という声をいただく機会がここにきて増えてきました。

そこで今回は、『まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと』と題し、まだBCP作成が進んでいない児童発達支援・放課後等デイサービス事業者様に向けて、まず知っておくべきことを分かりやすくお伝えします。

本内容は、テラセルが主催している「BCP作成ワークショップ」から抜粋しております。

1. BCPとは何か?を知る

まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

まずは「BCPとは何か?」を知る必要があります。つまり言葉の意味と、中身について触れていきます。

まず、BCPとは上記の通り、「Business Continuity Plan」と言葉の頭文字をとったものです。日本語訳だと「事業継続計画」や「業務継続計画」と言います。

つまりBCPとは、記憶に新しい新型コロナウイルスの蔓延(パンデミック)の際や、地震や台風といった災害時にも、「できる限り事業を継続できるようにするための計画」であると言えます。

児童発達支援や放課後等デイサービスは、障害のあるお子さんやその家族の生活に必要不可欠なものであり、感染症や災害が発生した場合でも、対策等を実施しながら、必要なサービスが継続的に提供することが求められます。

そのため、教室の実情や立地のリスクなどをしっかりと把握した上で、独自のBCPを作成する必要があるのです。

2. 義務化で何が求められているのかを知る

まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

続いて、BCPの義務化によって、事業所にどんなことが求められているかを知ることが必要です。BCPの策定が義務化されたのは、令和3年(2021年)の報酬改定の時です。
その際、概要として厚生労働省から出された文章を抜粋してまとめたものが上の図になります。

「感染症や災害への対応力の強化」が求められています。

つまり、「対応力強化」が目的であり、「BCP作成」などはその手段と言えます。ここで知っていただくべきことは、

「感染症」と「災害」という2つのリスクに備える必要があるということ

そして、感染症まん延防止の取組として
「委員会の開催」など4つの具体的な項目が義務化されているということ

災害時の業務継続に向けた取り組みとして
「業務継続計画の策定」など3つの具体的な項目が義務化されているということ

が、概要から読み取ることができます。

目的や準備しなくてはならないこと、義務として課されていることを知ることで、BCP義務化の全体像が見えてくるはずです。

3. 児童発達・放課後デイにおけるBCPを知る

まだ間に合う!BCP義務化を前に知るべき3つのこと

BCPは、児童発達支援や放課後等デイサービスのような施設だけではなく、昨今は一般企業や医療現場、工場といった製造現場でも重要視されて準備が進められています。

そのため、BCPに関する情報は以前に比べて非常に多くなっていますが、児童発達支援や放課後等デイサービスとBCPの関連性や捉え方などに関する情報はまだまだ不足しています。

児童発達支援や放課後等デイサービスにおけるBCPの考え方を知る上で、最も充実している情報は、厚生労働省が発行しているガイドラインです。

自然災害編、新型コロナウイルス感染症編の2編があり、要点がまとまってとてもわかりやすい内容となっています。

こちらはどなたでも閲覧、ダウンロードができる内容です。
ぜひ、こちらを一読いただき、児童発達支援・放課後等デイサービスとBCPの関連性や、具体的にどのような準備を行なっていけばよいか、確認してみて頂ければと思います。

まとめ

まず知るべき3つのポイントのおさらいです。

3つのポイント

BCPとは何か?を知る
義務化で何が求められているのかを知る
児童発達・放課後デイにおけるBCPの意義を知る


BCPの準備の前に、まずは基本を知ることが大切です。
現状でもすでに避難計画や備蓄計画はご用意があるかと思いますので、それに加えて足りない準備が何か?を把握することをBCP作成の第一歩目にすることをオススメ致します。

とはいえ、BCPを自ら策定しようと思うと、その一歩目を踏み出すまでが大変、と数多くの法人様からお声を頂戴しております。

テラセルでは、そんな児童発達支援・放課後等デイサービスの事業者様向けの「BCP作成オンラインワークショップ」を定期開催しております。詳細はこちらよりお問い合わせください。

セミナー案内

今回、お話しを伺いしました合同会社テラセル様株式会社ネットアーツ9月26日(火)共同オンラインセミナーを開催いたします。

BCPという聞きなれない言葉に「結局何すればよいの?」「何から手を付ければよいか分からない」というBCP初心者の法人様に向けて
「〜義務化まであと半年〜放デイBCP策定のポイントと手順について」と題し、BCP策定の目的や意義、策定にあたってのポイントを解説させていただきます。

児童発達支援・放課後等デイサービスの経営者・管理者の皆様、または法人内でBCP担当となっている方々、必見の内容です。

ぜひ、ご参加ください。

■日時:2023.9.26(火) 10:30~12:00
■参加料金:無料
■講師:合同会社テラセル×株式会社ネットアーツ
■会 場:オンライン会議システムZoomを使用します
    入室方法については、お申し込み後メールでお知らせいたします

セミナーの詳細・お申し込みはこちら

※内容・時間については変更の可能性がございます。予めご了承ください。
※申込者多数の場合は受付順で人数を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。

さいごに

放課後等デイサービスの事業を続けていくためには、専用ソフトの活用も極めて有効な手段の一つです。
弊社が提供する「HUG」では、放課後等デイサービスを運営している事業者様の為に成長療育支援システムを開発しています。

日々の記録をつけるだけでサービス提供実績記録票や業務日報など、必要な書類を自動で作成。 記入ミスや記入漏れを防ぎ、 事務作業における残業時間を削減します。

業務日報や出勤表などを自動的にチェック。 記録の不備や減算対象になる場合は警告を表示し、不備や適切ではない人員配置を未然に防ぐので 健全な施設運営を実現します。

放課後等デイサービス・児童発達支援に特化したシステムを活用し、安心・安定した運営を目指しませんか?

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