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【前編】異業種からの挑戦にかける子ども達への思いとソーシャルサポート【株式会社ソリッチ様】

2021/05/13

放課後等デイサービス事業者様インタビュー

【前編】異業種からの挑戦にかける子ども達への思いとソーシャルサポート【株式会社ソリッチ様】

名古屋市中村区にて児童発達支援・放課後等デイサービスを運営されている株式会社ソリッチ様にお話を伺いました。福祉や介護を専門とした建築会社から児童発達支援・放課後等デイサービスへ参入するに至った経緯や、子ども達の興味を観察して企画した本格的なプログラム活動の内容、今後の施設運営を見据えた展望まで、詳しくお話を聞くことができました。

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福祉専門の建築会社が本気で考えた子ども達のための施設

インタビュアー(以下:イ)本日はよろしくお願いします。まずは施設の概要について教えてください。

柴田様(以下:柴田)現在、名古屋市中村区にて『ノルト』という児童発達支援・放課後等デイサービスを運営しています。また、2021年4月に同じ中村区内で2施設目となる『放課後等デイサービスノルトくさなぎ』を開所する予定です。

基本的な活動内容としては、体づくりのための体操や、工作、英語、音楽遊びなど、幅広い活動を集団で行いながら、自由に楽しく過ごせる環境を大事にしています。
年齢は3歳から小学校2年生ぐらいの子が対象で、異年齢でも、ある程度同じような遊びができる年齢の子たちが集まっているのが特徴です。

イ)施設がとても明るくて色合いが良いですね。転んだ時にけがをしにくい安全性にこだわるなど、工夫されているのを感じました。

柴田)ありがとうございます。もともと私たちの会社の母体は福祉や介護専門の建築会社をやっていて、高齢者向けのデイサービスや放デイ含め障害者施設の建築に携わっていることもあり、「子ども達にとって安全な施設を」という考えのもと作られた施設なんです。

本音を言えば、もっと子ども達の感覚に刺激を入れるような仕様もアイデアとしてはありましたが、何よりも子ども達の安全性と、職員が気を取られて支援に集中できない環境だけは作らないよう、このような形に納まりました。

イ)建築関係のお仕事から放デイを開所されたのですね。柴田様は放デイのご経験はありましたか?

柴田)僕自身には放デイの経験がなく、以前はハウスメーカーで住宅営業をやっていました。今は請求業務を処理したり、児発管や職員に向けた研修を行ったり、学校などの関係機関に挨拶を兼ねて回るなどの連携を図ったりと、運営に関わるマネジメントを行っています。

僕には子どもが3人がいるのですが、下の二人が双子で。日常生活が一変したんです。でも、以前は仕事が夜中までかかることも当たり前で、土日も休みがない生活でした。
ただでさえ、双子で手一杯の中、上の子と遊んであげることもできず。子どもにとって小さな時期が大事だということは理解しつつも、妻のサポートどころか、子どもと自分が携われないことに対しても疑問があって、このままではいけない、と感じて今の仕事を決意した形です。

今も母体は建築会社ですが働き方がフレキシブルになったことで、子どもの送迎を行ったり、幼稚園の発表会に参加したりできています。

【前編】異業種からの挑戦にかける子ども達への思いとソーシャルサポート【株式会社ソリッチ様】

「子どもが好き」という気持ちが放デイとの縁を繋いだ

イ)確かにハウスメーカーの営業はお忙しいと聞きますね。さまざまな福祉事業から児童発達支援や放課後等デイサービスを選んだのはなぜですか?

柴田)福祉の分野は幅が広く、子どもから高齢者までさまざまな施設を建築するご相談がある中で、放デイの依頼も受けるようになりました。
一番初めは正直「放デイの相談があります。」と言われても「放デイって何?」と思うほど知識がありませんでしたが(笑)、僕が子ども好きということもあり、携わるうちに放デイに対する思い入れが強くなっていったことも理由の一つです。

福祉業界には異業種からの参入も多く、オーナー様自身も何も分からない段階からご相談をいただくことも多かったのですが、なかには「本当にそれで大丈夫なのかな?」と私の方が心配になることもありました。

例えば、こちらから「ここはこうした方が利用者さんにとって安全ですよ」とか、「この方が職員さんの使い勝手が良いと思いますよ」といった提案を行っても、そもそも建築コストに予算を割いて頂けない事や、物件的に改修の規模が大きくなったり予算が合わないなどなかなか提案が通らないという事もありました。それでも、後から職員さんに「ここをやっぱりこう直してほしい」と連絡をいただくことも実際にあります。

そういう相談をいただく中で、結局それ以上に費用が掛かってしまっていたり、『人を支援する事業なのに利用者さんが優先されていない』、『期待に応えて頑張りたい職員さんたちの思いも報われていないのではないか』ということを感じるようになりました。

いろんな現状を目の当たりにし、私たちの中で「それならひとつモデルとなるような施設を建てよう!」という思いが強くなっていきました。

イ)それがきっかけでこちらの施設を建てられたのですね。

柴田)はい、最初は児童分野か障害者か等特に決めていなかったのですが、不動産屋さんや近隣の事業所様にご協力いただいたことや、物件のエリアや立地条件なども含めてたまたま放デイの開所にご縁があったというのも大きかったです。

でも最初はこの施設を自分たちで開所しようとは考えておらず、放デイを開所したいお客様や複数事業所を運営されているオーナー様へ物件候補としてお声掛けしていました。けれど時期的に厳しかったり、エリア的にそこに広げるのは難しかったりと、なかなか条件が合わず……。

もっともお付き合いのある事業者様とお話をしたときに、「この際だから思い切ってやってみたら?」と背中を押され、近くの教育機関などにも紹介してくださったのです。

イ)近くに連携できる学校があるのはいい環境ですね。

柴田)そうですね、すぐ近くに大学や幼稚園がありまして。大学には福祉の学科があるので事業自体を知ってもらえるきっかけにもなりますし、興味が強い学生たちにゆくゆくは就職やインターンなどで来てもらえるといいなと思っています。

また、系列の幼稚園にもあいさつに伺いお話をさせてもらった際に、「福祉の大学の幼稚園ということもあって、実際に支援の対象となる子どもたちも多くいるが、それでも幼稚園は幼稚園なので、園児の数も多いし、園側もなかなか手厚く見てあげられない部分もある」というお話を聞くことが出来ました。

先生方も障害分野の専門家ではないので、どうしていいか分からないこともあるし、上手く連携して良い関係を築けるところがあると嬉しい…と聞き、「どこまで力になれるか分からないけれど思い切ってやってみよう!」と決意した形です。

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多機能型として多くの子ども達に関わりをつくりたい

イ)そういった要因が重なり、実際に立ち上げることになったのですね。現在、多機能型で運営されているのは、近隣の幼稚園との兼ね合いもあって決められましたか?

柴田)それもあります。私なりにこの業界を見聞きする中で「せっかく始めるなら長く継続的に支援してあげたい」と感じたのもあります。子ども達の中には一人っ子も多くいますし、多くの年齢の子と関わりが持てるしくみが作りやすいのは多機能型なのかな、とか最初はそんなところから考えていきました。

実際、私たちの事業所は異年齢の子ども達が混在しているので、異年齢集団での支援や遊びを多く取り入れて、コミュニケーションの形成を図りたいと考えています。
とはいえ、できれば児童発達支援と放デイを別の施設として近くに構えてあげられる方が良かったりするのかな?と思う場面もありはするのですが。。。

イ)異年齢の子ども達を支援するのは大変ですね。開所当初は他の事業者様に相談されることなどありましたか?

柴田)初めはお付き合いのある事業者様にいろいろとお話を伺いました。実際に子ども達を見させてもらった経験は大きくて、ありがたかったですね。
それぞれの放デイごとにさまざまな特徴があり、学ばせてもらうことも多々ありました。取り入れるべきことは参考にしたり、自分の目で見ることによって知識やアイデアを蓄えたり出来たと思います。

まずは支援の質で評価されるような施設を目指し、この地域の中でみんなから「行かせるならあの施設がいい」って思ってもらえるような知名度を築いていきたいです。そのための自分達が目指す方向性というのは常に意識しています。

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