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小・中学生が不登校になるきっかけや理由と勉強するためのポイント

2023/09/27

放課後等デイサービス運営お役立ちコラム

小・中学生が不登校になるきっかけや理由と勉強するためのポイント

みなさんこんにちは!
はぐめいとでは放課後等デイサービスや児童発達支援を運営している事業者様に向けて様々な情報を発信しています!

不登校の原因のひとつに発達障がいの存在があると言われています。今回は、オンライン教材すらら」を開発・提供している株式会社すららネット様より、『小・中学生が不登校になるきっかけや理由と勉強するためのポイント』と題し、小・中学生が不登校になるきっかけや理由と、不登校の小・中学生が勉強するためのポイントについて詳しく解説いただきました。

また、10月26日(木)に『不登校の児童を支援につなげる学習支援のポイント』と題して、学習支援に有効なオンライン教材「すらら」のご紹介ウェブセミナーを開催致します。

セミナーの詳細・お申し込みはこちら

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小・中学生が不登校になるきっかけ・理由

小・中学生は、今まで普通に登校していたのに突然不登校になることがありますが、そこには必ずきっかけがあるはずです。

人それぞれ違いはありますが、小・中学生が不登校になる主な理由を3つご紹介します。

理由
1. 学校の先生に理不尽に怒られる
2. 友人関係の悪化
3. 自尊心が傷つけられる言葉を言われる


詳しく説明します。

小・中学生が不登校になるきっかけや理由と勉強するためのポイント

 1. 学校の先生に理不尽に怒られる 

小・中学生の子どもが不登校になるきっかけの一つが、学校の先生に理不尽に怒られることです。

精一杯努力しているのにできないことを責められたり、納得していない状態で怒られたりすると、子どもは先生に心を閉じてしまいます。

この状態が継続し悪化すると、先生との関わりを避けるようになり、不登校へと発展する可能性があるでしょう。

 2. 友人関係の悪化 

友人関係の悪化が不登校につながることは、非常に良くあるケースです。

仲違いがきっかけでグループから外され、いじめに発展するなどで学校に居場所がなくなり不登校になる子どももいます。

精神的につらい思いをしている時に親や周囲の人の理解がないと、逃げるように自分の部屋に引きこもってしまうでしょう。

部屋から出てくることをむやみに促したり登校を強要したりすると、自分の味方は誰もいないと、閉じこもってしまう恐れがあるので気をつけましょう。

 3. 自尊心が傷つけられる 

自尊心を傷つけられたことがきっかけで不登校になった場合、親からの言葉が影響していることが多いあります。

成績が悪かったり挑戦したことに失敗したりと、努力が実らないことも時にはあるでしょう。そのような時に責められると、自尊心が傷つけられて親との接触を拒み、その結果として自分の部屋に引きこもってしまうのです。

結果だけを見ずに、努力した過程や挑戦したことを認めてあげるようにしましょう。

不登校の小・中学生が勉強するためのポイント

不登校が長引いてしまった時、保護者として不安になることの一つが勉強面に関することです。

学習する習慣から遠のくほど、学校へ復帰する際に苦労するのは”子ども本人”です。焦りから親は、無理に勉強させようとしてしまいがちですが、まずは子どもの気持ちを重視して、学習環境を整えるなどの日常生活から見直していきましょう。

ここでは、不登校の小・中学生が勉強するためのポイントを6つ具体的にご紹介します。

ポイント
1. 子どもが前向きに勉強に取り組める状態か見極める
2. 学習環境・生活リズムを整える
3. 学習の計画・目標を決める
4. 基礎学習から始める
5. 学習の習慣を作る
6. 勉強へのモチベーションを保つ


詳しく説明します。

小・中学生が不登校になるきっかけや理由と勉強するためのポイント

 1. 子どもが前向きに勉強に取り組める状態か見極める 

一つ目のポイントは、子どもが前向きに勉強に取り組める状態であるかを見極めることです。親の気持ちではなく、子ども自身の気持ちを尊重してあげましょう。

下記のような状態であれば、子どものエネルギーは回復気味と判断できます。
子どもが興味のある分野の学習を提案してみるのに良い時期です。

・親との接触を拒まない
・物事に好奇心を示す
・会話の数が少なくない
・退屈そうにしている


子どもがまだ勉強を始めるタイミングではない時は、回復を待ち、本人の好きなことをさせてあげましょう。

絶対に学校へ復学しなければいけないわけではなく、他にも選択肢はあります。家でもできる学習方法から始め、子どもに適した方法を模索してみましょう。

 2. 学習環境・生活リズムを整える 

勉強を始めるために、学習環境と生活リズムを整えることも重要です。

引きこもった生活が続いていると、食事を含むほとんどのことを部屋でするようになります。部屋が散らかりがちになるため、机の周辺を中心に整理整頓し、すっきりさせて学習に集中できる環境を整えましょう。

また、夜遅くまで起きて昼過ぎまで寝ているような生活を送っている子どもは、規則正しい生活に戻す必要があります。

睡眠時間の確保や朝・昼・夜と食事をしっかり摂るなど、生活リズムを通学していた時に近づけるように心がけましょう。

 3. 学習の計画・目標を決める 

勉強を始める前に学習の計画と目標を明らかにしましょう。

勉強をした先のゴールと、そこにたどり着くまでの明確な計画があると、子どもは今すべきことが理解できるので、学習する意欲がわいてきます。

ただし、子どもが途中で挫折するようなレベルの高い計画・目標の設置には気をつけてください。一度挫折してしまうと、「自分にはできない」と自信を失いかねません。

小さな目標を一つずつ乗り越えて、達成感を味わえるようにすると、子どもに自信がつきやすくなります。

 4. 基礎学習から始める 

学習を再開する際には、基礎学習から始めることが重要です。

しばらく勉強から離れていると、子どもは自信を失くして勉強に対する不安な気持ちが大きくなっいます。

難しい問題に手をつけるのではなく、まずは基礎から取り組み、理解できた喜びを感じさせてあげましょう。基礎が理解できると学習の意欲もわき、難しい問題にもチャレンジしてみたくなります。

 5. 学習の習慣を作る 

一日の中で学習をする習慣を作ることも大切です。

継続した学習は学力アップに確実な効果を出してくれます。毎日決まった時間に勉強をするように、生活リズムの中に学習時間を組み込むことが理想的です。

しかし、学習の習慣を作ることは簡単なことではありません。勉強が終わった後に子どもにとってご褒美になるものを用意するなど、学習に取り組みたくなる工夫をしましょう。

 6. 勉強へのモチベーションを保つ 

勉強を継続していくためには、モチベーションを保つことも大切なポイントとなります。

子どもが勉強をしようと思うのは、基本的には理解できた達成感・褒められた喜びなど、何かしらの充足感が得られるからです。

親や周囲の人は、子どもの悪いところに目を向けるのではなく、良い点に注目してあげましょう。

勉強以外の日常生活の中でも子どもの頑張りを見つけて褒めてあげましょう。褒められることで自信を取り戻し、勉強へも前向きに取り組めるようになることでしょう。

まとめ

文部科学省が公表した「問題行動・不登校調査」では、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万人を超え、過去最多を記録しました。

不登校と発達障がいは密接な関係があり、不登校の原因のひとつに「発達障がいの存在」が知られています。
例えば、自閉スペクトラム症の子どもたちは、社会性の困りごとから学校内で”ある意味で目立つ(浮いた)存在”になりやすく、叱られたり、からかいの対象になりやすい状況があるからです。

発達障がいのある子どもたちが二次障害とならないよう、また不登校が長引くことがないように「小・中学生が不登校になるきっかけ・理由」を踏まえて、「不登校の小・中学生が勉強するためのポイント」を押さえながら子どもを見守り、適切に対応して子どもの自尊心の回復へと導きましょう。

さいごに

10月26日(木)に『不登校の児童を支援につなげる学習支援のポイント』と題して、オンライン教材「すらら」のご紹介ウェブセミナーを開催致します。

長年、放課後等デイサービスの支援をする中で、事業所に通所する子どもたちの不登校の支援をしたいというたくさんの声があります。

そこで、放課後等デイサービスが不登校児童の受入れの背景や、どのようなサポートをしているのか、保護者や学校、教育委員会との連携についてを株式会社すららネット様にお話いただきます。

詳細・お申込みはこちらからご確認ください!

■ 日時:2023.10.26(木) 10:30~12:00
■ 定員:100名
■ 参加料金:無料
■ 会 場:オンライン会議システムZoomを使用します
    入室方法については、お申し込み後メールでお知らせいたします

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